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最適な資源配分を立案するための知識ベース型設計プロセス計画・評価システム

研究課題

研究課題/領域番号 17760121
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 設計工学・機械機能要素・トライボロジー
研究機関大阪大学

研究代表者

野間口 大  大阪大学, 大学院工学研究科, 助手 (90362657)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード設計工学 / システム工学 / 設計プロセス / 知識工学 / 知識管理
研究概要

本研究は,大まかな製品の構造と主要な仕様が決定された後の基本設計・詳細設計における設計プロセスを計画し,資源の最適配分の側面からプロセスの評価を行うシステムを開発することを目的とするものである.平成18年度の研究実績の概要は以下のようにまとめることができる.
1.平成17年度の研究では,設計開発プロセスにおける協調構造において,チーム内の情報伝達とチーム間の情報伝達の差異を考慮したモデルを提案した.平成18年度においては,このモデルに設計者の能力とタスク難易度を表すパラメータを加え,担当設計者の違いによる設計開発プロジェクトの実施効率を考慮したモデルを提案した.
2.大阪大学学生フォーミュラカープロジェクト(OFRAC)における設計開発プロセスの事例分析を行い,設計開発プロセスを構成するタスクに関する知識およびプロジェクトメンバーの持っている経験や設計能力に関する知識を収集した.
3.1で提案したモデルと,2で収集した知識に基づき,様々なチーム構成案およびタスク実施スケジュール案に対して,目標の設計品質に到達するまでの予想実施時間,および納期までに達成される見込みの設計品質を算出するシミュレーションシステムを作成した.
4.OFRACの設計プロセス計画を本手法を用いて行い,その評価を行った.
最適な資源配分を立案するための知識ベース型設計プロセス計画・評価システムは,以上のうち1から3に基づいて構成され,4における具体的な事例分析のフィードバックを通じて検証された.その結果,本研究で提案したシステムによって,設計プロセス計画・評価を支援できることを確認した.

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007 2006 2005

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] Design Process Planning From A Viewpoint Of Progressive Nature Of Knowledge Acquisition2007

    • 著者名/発表者名
      Nomaguchi, Yutaka
    • 雑誌名

      Proceedings of International Conference On Engineering Design, ICED'07 (Provisionary accepted by extended abstract)

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] タスクの依存関係とチーム構成に着目した設計プロセス計画法の構想2006

    • 著者名/発表者名
      野間口大
    • 雑誌名

      日本機械学会2006年度年次大会講演論文集(4)

      ページ: 363-364

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 設計の漸進性と設計プロセス計画の課題2006

    • 著者名/発表者名
      野間口大
    • 雑誌名

      日本機械学会第16回設計工学・システム部門講演会講演論文集

      ページ: 71-74

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 設計プロセスの計画と評価のためのリワークシミュレーションに関する研究2005

    • 著者名/発表者名
      野間口大
    • 雑誌名

      日本機械学会第15回設計工学・システム部門講演会講演論文集 15

      ページ: 402-405

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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