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レーザー光圧を使った極限環境状態の次世代非接触制御システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17760192
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 機械力学・制御
研究機関北九州工業高等専門学校

研究代表者

久池井 茂  北九州工業高等専門学校, 制御情報工学科, 助教授 (50300653)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
キーワード微粒子 / 非接触 / 運動制御 / レーザー / ツイザー / 輻射圧 / 極限環境 / 最適操作条件
研究概要

レーザー光圧力を用いると光収束点付近に粒子をトラップできる技術が得られる。そして,レーザー光の収束点を動かすことによって,レーザー光中に捕捉された粒子を移動させることが可能になる。たとえば,この技術を利用すれば,空間内に浮遊している粒子を捕捉することができるので,空間内の汚染微粒子を捕捉排除することができ,現在行われている空気流動による除去法とはまったく異なる新しい汚染粒子除去法を開発することが可能となる。
このように,微粒子の制御に対するニーズ,レーザー光圧力を利用した新しい微粒子制御法を総合的に検討し発展させていけば,微粒子の非接触制御と周辺制御技術に関する新しいフィールドが作り出される。これらを考慮し,本研究では強い輻射エネルギーをもつレーザー光圧による非接触技術の開発と,モニターに映し出される画像をリアルタイムで機能解析する画像処理方法について研究し,画像から得られる情報を定量値として抽出できる一連のシステム開発を行った。
本研究では,極限状態を含めた微粒子,ナノ粒子,生体細胞などの非接触運動制御を目的とし研究開発を行ってきた。生体組織内の微粒子を生きたままに捕捉,移動させる技術は,バイオナノテクノロジー分野において重要な要素技術である。そこで,生体機能解明のために,情報伝達因子であるタンパク質の振る舞いをリアルタイムに観測する画像処理技術を研究してきた。画像処理技術を用いて3次元化を実現できるなど,研究目的を達成する非接触制御システムのコア技術を開発できた。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて 2007 2006 2005

すべて 雑誌論文 (10件)

  • [雑誌論文] 共焦点レーザ走査顕微鏡による3次元データを用いた細胞機能分析技術の開発2007

    • 著者名/発表者名
      久池井茂, 三好誠
    • 雑誌名

      日本機械学会講演論文集 No.078-1

      ページ: 205-206

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 自律移動ロボットのためのリアルタイムビジョンシステムの構築2006

    • 著者名/発表者名
      久池井茂, 滝本修二
    • 雑誌名

      日本機械学会ロポティクス・メカトロニクス講演会2006 2A1-C19

      ページ: 98-98

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] Non-Contact Movement Control of Fine Particles2006

    • 著者名/発表者名
      Shigeru KUCHII, Yutaka MINOHARA
    • 雑誌名

      Transport Phenomena in Micro and Nanodevices 2006

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 高速ビジュアルフィードバックによるリアルタイムロボット制御システムの構築2006

    • 著者名/発表者名
      久池井茂, 滝本修二
    • 雑誌名

      日本機械学会2006年度年次大会講演論文集(5) No.06-1

      ページ: 3-4

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 3次元化による画像処理技術を用いた細胞機能分析技術の開発2006

    • 著者名/発表者名
      久池井茂, 三好誠
    • 雑誌名

      日本機械学会2006年度年次大会講演論文集(5) No.06-1

      ページ: 275-276

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] マイクロ波照射装置を用いた電磁波影響による細胞反応に関する研究2006

    • 著者名/発表者名
      久池井茂, 野村大輔
    • 雑誌名

      日本機械学会2006年度年次大会講演論文集(5) No.06-1

      ページ: 277-278

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 微粒子の非接触運動制御に及ぼす物性値の影響2006

    • 著者名/発表者名
      久池井茂, 土居尚樹
    • 雑誌名

      日本機械学会2006年度年次大会講演論文集(5) No.06-1

      ページ: 453-454

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] レーザツイザーシステムを用いた生体細胞の非接触運動制御条件2005

    • 著者名/発表者名
      久地井茂, 簑原裕
    • 雑誌名

      日本機械学会講演論文集 No.058-2

      ページ: 99-100

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 画像処理技術を用いた蛍光染色細胞の逐次定量化手法開発2005

    • 著者名/発表者名
      久地井茂, 谷下和孝
    • 雑誌名

      日本機械学会講演論文集 No.058-2

      ページ: 109-110

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 画像処理技術を応用した細胞機能評価技術の開発2005

    • 著者名/発表者名
      久地井茂, 三好誠
    • 雑誌名

      日本機械学会講演論文集 No.058-2

      ページ: 107-108

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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