• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

操作意図と願望に基づく人間に親和した人間機械系のインタフェイスに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17760216
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 知能機械学・機械システム
研究機関福岡工業大学 (2007)
豊田工業大学 (2005-2006)

研究代表者

森園 哲也  福岡工業大学, 情報工学部, 准教授 (70309003)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワード人間機械系 / インタフェイス / 操作意図 / 願望 / 相互依存 / 機械学習 / 主観評価 / モデル化 / 推論 / 人工ニューラルネットワーク / 非シンボリック / 操作特性 / 調整 / 強化学習 / 適応性 / 忘却
研究概要

パワーアシストシステムを例に,人間と知能機械の協調において,人間が意図した操作のそれぞれに対し,人間の望む操作感で作業支援するためのインタフェイスの実現を目標とした研究を行った.最終年度では,知能機械による,人間が意図した操作の推論精度の向上と人間が望む操作感の学習を通じた獲得という二つの問題が,相互依存の問題であるという認識をしつつ,1年目と2年目の研究で得られた,二つの問題のそれぞれを独立に解決する二つのアルゴリズムを同時に実装し,これらのアルゴリズムが上述の相互依存の問題を協調的に解決できるかどうかを実験的に観察した.実験結果から,意図した操作の推論精度は必ずしも十分でなかったにもかかわらず,意図した操作のそれぞれ対して人間が望む操作感は学習により獲得されることが示唆された.また,人間が望む操作感を獲得する学習アルゴリズムを,意図した操作の推論精度を考慮して改良することで,学習の効率化が期待されることも知見として得られた.ただし,その改良方法を研究することが今後の課題として残された.さらに,知能機械が人間に与える操作感が人間の望む操作感であるかを客観的に定量化する試みとして,人間が知能機械に与えたエネルギーと知能機械から取り去ったエネルギーの比に着目した評価指標を考え,実験結果を評価した.操作に習熟した人間の場合,知能機械が与える操作感を人間が望みの操作感であると感じたとき,評価指標がゼロに近くなることが観察された.

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2006 2005

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] An Algorithm for Inference of Quantitatively Expressed Human Intention2006

    • 著者名/発表者名
      Tetsuya Morizono, 他
    • 雑誌名

      Proceedings of 2006 International Symposium on Flexible Automation

      ページ: 728-734

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 連続量として扱われる操作意図を推論するためのアルゴリズムに関する研究2005

    • 著者名/発表者名
      森園哲也, 中氏和也, 東正毅
    • 雑誌名

      日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会2005講演論文集

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [学会発表] 位置決め作業支援のために強化学習を用いた可変ダンピング制御2008

    • 著者名/発表者名
      永井 幸司
    • 学会等名
      産業計測制御研究会(電気学会)
    • 発表場所
      東京(東京電機大学)
    • 年月日
      2008-03-10
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi