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音響分析を用いた映画の副音声同期化システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17760359
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 制御工学
研究機関松江工業高等専門学校

研究代表者

和田守 美穂  松江工業高等専門学校, 情報工学科, 准教授 (20270324)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2006年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード副音声 / 音響分析 / ピッチ抽出 / 映写機
研究概要

視覚障害者に映画の音声ガイドを提供しようという活動がある。このとき,フィルムに新たな情報を書き込む余地が無いため,申請者らは,フィルムの動きを検出する同期化アダプタを映写機に取り付け,これをパソコンに接続して断片化した副音声を映写機固有の該当時刻に順次再生するシステムを開発した。しかしこのシステムでは,フィルムの動きを検出する同期化アダプタを映写機に直接取り付ける必要があり,またその取り付けにはある程度の知識や技術が必要であるため,取り付け具合によってはフィルム動作の検出に誤差を生じる可能性があった。
そこで,映写機がフィルムを送る際に定期的に発する機械音を録音し,その機械音をコンピュータで分析した結果から映写機の再生ピッチ(フィルムの動き)を検出することにより,同期化アダプタを必要としない副音声同期化システムを開発することを目的とし,ピッチ抽出アルゴリズムの開発を行ってきた。本年度は,昨年度開発を行った「音響分析による再生ピッチ自動検出ソフトウェア」について,リアルタイム性を考慮したアルゴリズムの改良を行い,実装を行った。また,実際の劇場で上映中の映写機が発する機械音を用いた実験を行い,ピッチ抽出の精度について検討を行ったところ,リアルタイムにピッチ検出が可能であることを確認した。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 音響分析による映写機の再生ピッチ抽出法の検討2006

    • 著者名/発表者名
      浅野大介
    • 雑誌名

      電子情報通信学会2006年度総合大会予稿集

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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