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走行速度差のある環境下でのドライバーのストレス軽減方策に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17760418
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関秋田大学

研究代表者

濱岡 秀勝 (浜岡 秀勝)  秋田大学, 工学資源学部, 助教授 (70262269)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードストレス / 交通挙動 / RRI / 情報提供
研究概要

ドライバーは運転中、対向車両や流入車両など様々な種類の視覚的情報から精神的に影響を受ける。このような影響は、ドライバーに対してストレスを発生させ、発見の遅れによる急ブレーキなど、交通流を乱す原因を生み出している。したがって、ドライバーのストレスはどのような状況でどのように発生するか明確にすることが重要と考えられる。
本研究では、運転中のドライバーが視覚的情報、車両挙動から受けるストレスを明らかにし、ストレス発生に影響を与える要因、また、信号待ち時のストレス変化を明確にすることを目的に、瞬間的ストレス、断続的ストレスの2つの観点から分析を進めた。ここで、瞬間的ストレスとは、ドライバーがある状況を迎えて即時に発生するストレスをさし、断続的ストレスとは、ドライバーが低速車両を長い時間追従することにより次第に蓄積されるであろうストレスをさす。
実験データをもとに、ストレス発生に影響を与える要因、信号待ち時のストレス変化の明確化について分析した結果、瞬間的ストレスについてみると、「前方車のブレーキ」が最もドライバーのストレス発生に影響を与えていることがわかった。また、ストレスをこれら要因の発生頻度と関連づけて分析すると、その発生回数の少ない方がストレス上昇が大きいことを確認している。一方で、断続的ストレス要因については、信号待ちが長くなるとストレスが大きくなることを明確にしている。
今回の実験では、分析対象とした道路区間はほぼ直線道路の起伏のあまりないものであったため、今後は、道路線形の影響も見ることが課題としてあげられる。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2007 2005

すべて 雑誌論文 (5件)

  • [雑誌論文] 走行中の視覚的情報・車両挙動がドライバーに与えるストレス分析2007

    • 著者名/発表者名
      石崎学, 浜岡秀勝
    • 雑誌名

      土木学会東北支部技術研究発表会講演概要 平成19年(CDROM)

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 自発光式道路鋲の設置方法がドライバーの速度感に与える影響2007

    • 著者名/発表者名
      鈴木章紘, 浜岡秀勝
    • 雑誌名

      土木学会東北支部技術研究発表会講演概要 平成19年(CDROM)

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 冬期の道路サービスの向上施策とその評価2005

    • 著者名/発表者名
      菊池恵子, 根本千衣, 浜岡秀勝, 武藤徹, 西川文隆
    • 雑誌名

      ITSシンポジウム論文集 No.4

      ページ: 97-102

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 前方車両からの情報提供がストレス低減にもたらす効果2005

    • 著者名/発表者名
      根本千衣, 浜岡秀勝, 清水浩志郎
    • 雑誌名

      土木計画学研究・講演集 No.32(CDROM)

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 運転中のストレス発生と道路環境の関連性について2005

    • 著者名/発表者名
      栗林広青, 浜岡秀勝
    • 雑誌名

      土木学会東北支部技術研究発表会講演概要 平成17年

      ページ: 528-529

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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