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平面分析と空間利用調査による痴呆性高齢者グループホームの計画に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17760500
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関宮城学院女子大学

研究代表者

厳 爽  宮城学院女子大学, 学芸学部, 准教授 (60382678)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード建築計画 / 空間のしつらえ / 平面計画 / 認知症高齢者 / ケア環境 / 建築設計 / 基礎的研究 / ケア環境のあり方 / 一般像 / 全国 / 空間構成 / 空間の質 / 認知症 / モデル化 / 宮城県 / ジェンダー
研究概要

本年度は昨年度に行ったアンケート調査の平面分析結果に基づき、特徴的なグループホーム(改修型ホームも含めて)を10箇所選定した。現地訪問や行動観察調査を通して空間的しつらえなども含めたグループホームにおける空間の質を明らかにすることを目的とした。
まず、入居者の生活単位と運営的な介護単位が異なるという典型的な空間構成をもつ福島県いわき市にあるグループホームYの家を対象に、行動観察調査を計3日間行った。現在の家庭的な単位に近い(4〜5人)を生活単位としていることは入居者の生活の質の向上につながる一方、現在の制度上のスタッフの介護体制では難しいことが明らかになった。
また、改修型グループホームを対象とした調査は石川県加賀市にある民家改修型のグループホームにて、行動観察調査を行った。
また、アンケート調査を通して初めて明らかになったわが国のグループホームの空間像(一般像)を通して、建築計画分野の研究で得られた知見がグループホームの設計、計画に十分生かしていないことがわかった。全体的に、わが国のグループホームの空間の質において、大きなバラツキが見られた。一部の先進的事例を注目するより、全体の空間の質の向上は今後の大きな課題であることが明らかになった。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (13件)

すべて 2008 2007 2006 2005

すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 平面分析による空間構成に関する考察-全国調査を通してみた認知症高齢者グループホームの現状に関する基礎的研究 その1-2008

    • 著者名/発表者名
      厳 爽・米内 千織
    • 雑誌名

      日本建築学会計画系論文集 第73巻

      ページ: 271-278

    • NAID

      110006572407

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] グループホーム入居者の地域生活環境の継続に関する事例考察2008

    • 著者名/発表者名
      西野達也・平岡友紀・厳 爽
    • 雑誌名

      日本建築学会計画系論文集 第73巻

      ページ: 279-286

    • NAID

      110006572408

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 入居者の生活展開を通してみた改修型高齢者施設のケア環境に関する考察2007

    • 著者名/発表者名
      厳 爽
    • 雑誌名

      宮城学院女子大学生活環境科学研究所研究報告 第39巻

      ページ: 19-30

    • NAID

      40015498814

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] 認知症高齢者グループホームの空間構成に関する研究(その1)2006

    • 著者名/発表者名
      米内千織, 厳 爽
    • 雑誌名

      2006年度日本建築学会関東大会学術講演梗概集 E-1建築計画I

      ページ: 159-160

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 男女別で見たみた認知症高齢者グループホームの生活構成に関する考察2006

    • 著者名/発表者名
      厳 爽
    • 雑誌名

      2006年度日本建築学会関東大会学術講演梗概集 -1建築計画I

      ページ: 160-161

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 入居者の生活展開を通してみた改修型高齢者施設のケア環境に関する考察2006

    • 著者名/発表者名
      厳 爽
    • 雑誌名

      宮城学院女子大学生活環境研究所研究報告 2006年度

    • NAID

      40015498814

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 認知症高齢者の生活を地域で支えること2006

    • 著者名/発表者名
      厳 爽
    • 雑誌名

      医療福祉建築 155号

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 環境の変化がもたらす影響-認知症高齢者が落ち着く環境とは-2005

    • 著者名/発表者名
      厳 爽
    • 雑誌名

      認知症介護 Vol.6 No.2

      ページ: 30-38

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 空間構成と介護方針の異なる両施設間における入居者の日常生活展開2005

    • 著者名/発表者名
      厳 爽
    • 雑誌名

      宮城学院女子大学研究論文集 100号

      ページ: 1-15

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 空間と運営・介護からみた新築型および既存建物活用型痴呆性高齢者グループホームの相違に関する考察2005

    • 著者名/発表者名
      厳 爽, 石井敏, 菅野實
    • 雑誌名

      日本建築学会計画系論文集 No.588

      ページ: 23-30

    • NAID

      110004849520

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 改修型介護老人保健施設における入居者の空間利用及び介護者の介護意識の変化2005

    • 著者名/発表者名
      厳 爽
    • 雑誌名

      2005年度大会学術講演梗概集 E-1 建築計画I

      ページ: 363-364

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [学会発表] 鞆の浦におけるネットワークケアの実態に関する研究2007

    • 著者名/発表者名
      厳 爽
    • 学会等名
      日本建築学会九州大会
    • 発表場所
      福岡大学
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [図書] 超高齢社会の福祉居住環境 -暮らしを支える住宅・施設・まちの環境整備-2008

    • 著者名/発表者名
      児玉桂子編集(厳:12章 執筆)
    • 総ページ数
      12
    • 出版者
      中央法規
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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