研究課題/領域番号 |
17760620
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
小笠原 渉 長岡技術科学大学, 工学部, 助教 (40292172)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | タンパク質分解酵素 / β-プロペラ構 / 酵素工学 / ジペプチジルアミノペプチダーゼ / プロリルオリゴペプチターゼ / Pseudoxanthomonas / β-プロペラ / プロリルペプチダーゼ / プロテアーゼ |
研究概要 |
Pseudoxanthomonas mexicana由来のプロリルオリゴペプチダーゼ(POP)およびジペプチジルアミノペプチダーゼIV(DAP IV)のβ-プロペラドメイン領域を微生物および哺乳類由来の多くの酵素でアライメントすることで予測した。β-プロペラドメインと推定される領域では相同性はほとんど見られなかったものの、酵素の分子量が類似していたことから、β-プロペラ領域を推定することができた。β-プロペラ構造が切断されたDAP IVの精製を試みたが、精製には至らなかった。P. mexicana由来のPOPおよびDAP IVの大腸菌での酵素の大量発現系を構築し、SDS-PAGEで単一バンドまで精製を行った。これら精製酵素サンプルを用いて、結晶化条件のスクリーニングを行い、結晶化条件を見出した。現在、結晶構造解析を進めている。また、β-プロペラ構造を有するPOR, DAP IVおよびジペプチジルアミノペプチダーゼのP. mexicanaにおける役割を解明するために破壊株を作成し、栄養源および生育との関係を調査した。その結果、β-プロペラ構造を有する酵素は、栄養源獲得に重要な酵素であることを明らかにした。
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