研究課題/領域番号 |
17760672
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
松永 剛 日本原子力研究開発機構, 核融合研究開発部門, 研究職 (10391260)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2007年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 核融合プラズマ / MHD不安定性 / アルヴェン固有モード / 抵抗性壁モード / 能動的診断 / モード解析 / 伝達関数 |
研究概要 |
今年度の主な研究実績は、 ●センシングコイルのJT-60U真空容器内への設置検討・実施 ●本システムのオーミックプラズマへの適用 ●診断対象MHD不安定性(高βにおける抵抗性壁モード)の研究 ●励起電源増強・並列化による印加電流増強を実施 である。昨年度はICアンテナを用いた診断実験を実施したが診断に必要な径方向磁場(Br)生成に不利なためにその結果をもとに、より効率的にプラズマへの摂動Brが印加可能なワンターンセンシングコイルのJT-60U真空真空容器内への検討・設計し設置を実施した。また今回設置したセンシングコイルを用いた本診断システムについて、生成磁場摂動パターンや励起スペクトルを数値計算で求め、そのシステム概要とともに第10回「磁場閉じ込めシステムにおける高エネルギー粒子」IAEA TM(2007年10月ドイツ/ゼーオン)において発表した。また本診断装置で対象としている抵抗性壁モードについて、特に高βプラズマにおけるプラズマ回転による安定化について第24回プラズマ・核融合学会年会(2007年11月姫路市)にて発表を行った。このコイルを用いた診断実験をJT-60Uオーミックプラズマで実施したが十分なプラズマ応答が得られなかったため、励起電源増強・並列化を検討・実施した。そうすることで、これまでの±15Aから4倍の±60Aの励起電流が印加可能となった。これまでに電流増強後の診断システムの試験運転が完了しており、今後、オーミックプラズマや高βプラズマへの適用を計画している。
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