研究課題/領域番号 |
17770175
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 (2006) (財)東京都医学研究機構 (2005) |
研究代表者 |
原 太一 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助手 (00392374)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2005年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | オートファジー / AMPK / Atg / ATP / 制御 |
研究概要 |
オートファジーは細胞質成分をリソソームへ輸送するシステムであり、ほとんどの長寿命タンパク質や一部のオルガネラはこの経路で分解される。動物細胞のオートファジーの生理的役割としては、飢餓時に誘導されて糖新生やエネルギー産生の材料となるアミノ酸の供給や基底レベルでの恒常的なタンパク質代謝による細胞内品質管理に寄与することが明らかになっている。しかし、オートファジーの制御機構についてはほとんど明らかにされていない。これまでに、TOR(栄養センサー)を介するシグナル伝達系がオートファジー制御に関与することが明らかになっている。また、細胞内アミノ酸濃度がオートファジー制御に関わる可能性が高いので、その主要センサーであるGCN2(アミノ酸センサー)も哺乳動物オートファジー制御に機能することが予想される。しかし、これらのセンサー分子のオートファジー制御に関する分子メカニズムについては十分に理解されているとは言い難い。さらに、オートファジー誘導シグナルがどのような分子機構でオートファジー関連因子に伝達されるかは全く分かっていない。申請者らは今回、エネルギーセンサーであるAMPK(AMP-activated protein kinase)が哺乳動物Atg(酵母オートファジー関連遺伝子)ホモログの一つと結合することを明らかにした。この事実はオートファジー研究が抱える最大のブラックボックスの一つであるオートファジー関連因子へのシグナル伝達機構の理解において重要な突破口になると考えられる。
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