研究課題/領域番号 |
17780050
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
谷川 東子 独立行政法人森林総合研究所, 関西支所, 主任研究員 (10353765)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
5,450千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 土壌学 / 植物 / 土壌圏現象 / 酸緩衝能 / 酸性雨 / アルミニウム / 吸蔵 / シュウ酸 / 沈殿 / ピロリン酸 / 硫酸イオン / 森林土壌 / イオウ集積 / エステル硫酸態イオウ / アルミニウム酸化物 / 鉄酸化物 / Andisols / Inceptisols / 吸蔵態硫酸イオン / 吸着態硫酸イオン / 高純度合成酸化物 / エステル硫酸 / 吸着反応 / 吸着等温線 / 高圧反応分解容器 / 鉄 |
研究概要 |
森林土壌におけるエステル硫酸態イオウの保持機構を調査した。まずエステル硫酸態イオウは土壌中の金属酸化物に吸着されているという仮説をたて、吸着実験を行ったが、吸着等温線は得られなかった。この結果は鉄酸化物の存在が土壌中でのエステル硫酸態イオウの保持に寄与するものの、単純な吸着反応では説明できない可能性があることを示す。また、エステル硫酸態イオウは従来の測定法では過剰評価になる恐れが最近になって欧州で指摘されたため、その測定法を改良し、土壌における貯留量を再評価した。その結果、エステル硫酸態イオウは全イオウの2〜3割程度を占める主要画分であることには変わりがなく、腐植金属複合体中に含まれ、土壌中に安定して存在していると考えられた。
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