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木材腐朽過程における担子菌類の三次元的量的動態の解析

研究課題

研究課題/領域番号 17780141
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 林産科学・木質工学
研究機関高知工科大学

研究代表者

堀澤 栄  高知工科大学, 工学部, 准教授 (20368856)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2007年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード菌類 / 森林工学 / ゲノム
研究概要

前年度までに、木材腐朽菌の中で特に家屋に重大な影響を及ぼすと思われる、Serpula lacrymans, Coniophora puteana, Gloeophyllum sepiarium, G.trabeum,Trametes versicolorの6種について、それぞれの種を検出するためのプライマーを開発した。担子菌において種の同定に頻用されるリボソームのITS領域より、種に特異的な配列をもとに検出対象種でのみPCR増幅される種特異的プライマーを設計した。本年度はこれら種特異的プライマーを用いた定量PCRを行い、量的な検出および生物量評価法の開発を試みた。PCR反応を通して増幅されていくDNA量をモニターすることで鋳型DNA量を評価することができる定量PCR(リアルタイムPCR)において、開発して種特異的プライマーの増幅効率をユニバーサルプライマーによる増幅効率と比較し、定量性を評価した。検出対象種のゲノムに対する種特異的プライマーを用いた増幅効率は、ユニバーサルプライマーの増幅効率と一致したことから、種特異的プライマーを用いた定量的検出が可能であることが示された。また、プラスミドにクローニングしたITS断片をスタンダードの鋳型として用いることで、各腐朽菌の生物量を評価できることが明らかとなった。また、定量PCRを用いてプライマーの増幅効率を評価することができることが明らかとなった。この技術により種特異的プライマー開発において、その増幅効率を数値的に評価できることが示された。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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