研究課題/領域番号 |
17780174
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業経済学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
佐藤 剛史 九州大学, 大学院・農学研究所, 助教 (30363328)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | 環境ボランティア研修制度 / 農業支援 / 環境教育 / ドイツ / NPO / 青少年政策 |
研究概要 |
ドイツでは農業後継者確保の問題や、青少年への環境教育の必要性に関する課題解決のための一施策として、環境ボランティア研修制度(Freiwilliges Oekologisches Jahr)が実践され、有効に機能している。これは、16歳から27歳までの希望者が、1年間、農家グループや環境NPO等で、ボランティアとして作業や活動に携わり、その生活費(食費、交通費、小遣い等)の一部を連邦政府や州政府が負担するという制度である。 本研究の目的は、この環境ボランティア研修制度のシステムや運営の実態、具体的プログラム、その効果を明らかにし、わが国での応用の可能性を検討することにある。 2007年度は、バーテン・ヴュルテンベルク州における現地調査を行い、環境ボランティア研修制度のシステムや実態やその効果、及びそれを運営する環境NGOの活動内容の実態等を明らかにした。 さらに、わが国での応用の実現に向け、研究代表者が中心となって、平成19年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」に「地域環境・農業活用による大学教育の活性化-ネットワーク型農学校が大学と地域社会の未来像を創造する-」テーマで応募し、採択された。これらの実践はすべて、本研究が基礎となっている。
|