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メモリーCD8T細胞の維持に関与する新規サイトカインの探索

研究課題

研究課題/領域番号 17790332
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 免疫学
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

上村 大輔  理研, 研究員 (20391922)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2005年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードメモリーCD8+T細胞 / IL-2 / IL-15
研究概要

メモリーCD8+T細胞の分裂を司るIL-2およびIL-15以外のCD122を利用する新規サイトカインの分子同定を行うために、メモリーCD8+T細胞の分裂がもっとも良く認められる臓器の一つである脾臓の細胞からcDNA発現ライブラリーを構築した。これをCOS細胞に一過性にトランスフェクションし、その培養上清を得、この培養上清添加によってメモリーCD8+T細胞分裂もしくはCTLL2細胞分裂を誘導する能力を持つプラスミドを単離することを試みた。この発現クローニング法と並行して、脾臓細胞を用いてDNAマイクロアレイ法を行い、生体内IL-2除去によって制御される遺伝子を網羅的に探索した。発現変化が見られた遺伝子について全長cDNAを入手もしくはクローニングを行い、前述の発現クローニング法によりその増殖誘導効果を調べた。また、IL-2およびIL-15にアミノ酸配列が類似した遺伝子をDNAデータベースから探索し、目的遺伝子の候補を選抜後、その全長遺伝子をクローニングした。これら候補遺伝子群は、上記in vitroのバイオアッセイのほか、マウス生体に発現プラスミドを投与することによって生体内で一過性に目的の候補タンパク質を発現させる実験系を用いて、in vivoにおいてもスクリーニングを行った。それぞれのスクリーニングの陽性コントロールにはIL-2を使用した。またこれら候補タンパク質の発現はin vitroにおいてタグを指標にしたウェスタンブロット解析によって確認した。しかしながら、今年度において目的であるメモリーCD8+T細胞の分裂を司る新規サイトカインの分子同定には至っていない。

報告書

(1件)
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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