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卒前卒後の経時的視点による、研修医の基本的臨床能力の評価法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17790342
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 医療社会学
研究機関三重大学

研究代表者

安井 浩樹  三重大学, 保健管理センター, 講師 (20362353)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード臨床能力評価 / 情意領域 / プロフェッショナルズム / 卒後臨床研修 / 基本的臨床能力 / 評価 / 臨床能力マトリックス / 臨床能力 / 評価法 / グループインタビュー / 地域医療
研究概要

(背景と目的)平成16年度からの新臨床研修制度導入の背景として、社会からの医療現場に対する、医療者の資質向上や、安全で安心な医療に対するニーズの高まりがある。しかしながら医療者の資質の評価については、明確な評価法はなく、特に情意領域の評価は困難とされている。そこで、メディカルプロフェッショナリズムに関する意識の変化について検討すると同時に、スタンフォード大学病院での事例を参考にして、よりよい評価法について検討した。
(実績1)三重大学病院卒後研修部とMMC卒後臨床研修センターで制作してきた、地元FM放送番組「ドックMMC-50cmの信頼-」中で出演研修医による「ドックMMC宣言」101回分の内容を情意領域の評価法として検討した。「ドックMMC宣言」の内容は、「情意」に関するものは、「良い医者」「信頼される医者」「患者医師関係」「医師としての人間性」「笑顔、雰囲気」「チーム医療」に分類された。自らの思いの言語化、コミットメントによる情意領域の顕在化が、評価の有効な手段になりうる可能性が示唆された。(「医学教育」誌投稿中)
(実績2)スタンフォード大学訪問とレジデンシープログラム見学、特に研修医の評価方法についてのインタビューを行った。基本的臨床能力としての情意領域の重要性は、プロフェッショナリズムの主要部分として北米でも注目されており同病院でも重視している。しかし同大では、レジデンシープログラム採用時での評価を重視しており、今後臨床能力評価としての情意評価と同時に、研修医選抜時の評価法の確立が重要と思われた。
(実績3)スタンフォード大シニアレジデントDr. Ko Yamadaを招聘し、セミナー"Education and Residency Program in Stanford."を開催した。スタンフォード大における研修評価法、日本における評価法について、意見交換を行った。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 医療白書2005年版:マッチングで変貌する地方大学の医局-三重大学における経緯を中心として-2005

    • 著者名/発表者名
      足立幸彦, 上本伸二, 安井浩樹(共著, 分担執筆)
    • 総ページ数
      6
    • 出版者
      日本医療企画
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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