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消化器粘膜免疫におけるケモカインの時間的・空間的制御機構の生体解析

研究課題

研究課題/領域番号 17790467
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

渡邉 知佳子  慶應大, 医学部, 助手 (90365263)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2006年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2005年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワード腸管免疫 / ケモカイン
研究概要

1、Balb/cマウスの腸管(小腸・大腸)における、ケモカイン(LARC, SDF1α)の局在をRT-PCRで解析をした。また、各々の対応するケモカインレセプター(CCR6,CXCR4)の発現をFACSで解析した。
2、同系マウスにTNFαを腹くう内投与し炎症を惹起したところ、ケモカイン(LARC, SDF1α)の発現量をRT-PCR法で比較し、発現の亢進を認めた。
3、マウスより分離したリンパ球(SPL:脾臓リンパ球、LPL:腸粘膜固有層リンパ球)を蛍光色素でラベルして経静脈的に投与し、腸粘膜へのmigrationの様子を蛍光顕微鏡下に生体観察した。さらにTNFαを腹腔内に投与すると、migrationが亢進することが観察された
4、ケモカイン受容体(CCR6,CXCR4)の中和抗体を予め経静脈より投与することによりブロックし、リンパ球migrationを比較したところ、migrationの減少が観察された。
5、リンパ球を大量のケモカイン(LARC, SDF1α)によってdesensitizationしてから経静脈投与すると、リンパ球migrationの減少が観察された。
6、CCR6とCXCR4両方のケモカイン受容体の中和抗体を予め経静脈より投与すると、単独の抗体投与時よりも、リンパ球migrationの減少が観察された。
7、さらにTNFα投与マウスにおいても、同様の検討を行い、コントロールにおいてよりも、より一層のmigrationの抑制が観察された。

報告書

(1件)
  • 2005 実績報告書

URL: 

公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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