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小胞体シャペロンおよび下流シグナル分子の制御による膵β細胞機能の調節

研究課題

研究課題/領域番号 17790610
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 代謝学
研究機関熊本大学

研究代表者

近藤 龍也  熊本大学, 医学部附属病院, 医員 (70398204)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2005年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード小胞体ストレス / 糖尿病 / 小胞体シャペロン / 膵β細胞
研究概要

(1)小胞体ストレスシグナル分子の遺伝子導入マウスの作製
平成17年度の研究にて明らかになった、小胞体ストレス応答の軽減に寄与するであろう小胞体ストレスシグナル分子を遺伝子導入したトランスジェニックマウス、もしくは遺伝子機能を抑制したノックアウトマウスを作製する。
1.小胞体ストレスシグナル分子としてBip(GRP78)を選択した。
2.トランスジーン構築に関しては、CAGプロモーター下流にloxpに挟まれたCAT配列を配し、その下流にBip cDNAを挿入した。
3.細胞に導入し、Cre存在下でCAT配列の削除とBip mRNAの転写開始・増強を確認した。
4.同トランスジーンを導入したトランスジェニックマウスラインを9つ得た。
5.組織特異的(肝臓・膵β細胞)にBip発現を誘導するため、Alb-Creマウス(肝臓特異的)・RIP-Creマウス(膵β細胞特異的)との交配を進めている。
(2)小胞体ストレスシグナル分子の遺伝子導入マウスの解析
にて作製したマウスに視床下部摂食制御中枢を破壊するGTG(gold tioglucose)を投与して過食にし、肥満・高血糖を示す2型糖尿病モデルマウスを作製、生体内における膵β細胞機能を解析する。また異常インスリンを生成することで小胞体ストレスを惹起するAkitaマウスと交配させ、膵β細胞における小胞体ストレス応答反応を検討する。
現在、上記(1)で進行中のマウス作成中であり、臓器特異的Bipの過剰発現を確認でき次第、(2)の実験を行う予定である。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 図書 (1件)

  • [図書] Diabetes Frontier(ERストレスと糖尿病)2006

    • 著者名/発表者名
      荒木栄一, 近藤龍也
    • 総ページ数
      428
    • 出版者
      メディカルレビュー社
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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