研究課題/領域番号 |
17790647
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
池添 隆之 高知大学, 医学部附属病院, 助手 (80294833)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | Akt / mTOR / rapamycin / FLT3 / チロシンキナー |
研究概要 |
我々は成人T細胞性白血病細胞においてセリン・スレオニンキナーゼAkt、及びその下流でcyclinD1やc-Mycなど細胞増殖を刺激する蛋白質の翻訳に関与しているmammalian target of rapamycin (mTOR)シグナルが活性化していることを見出した。更に、LY294002でAktを、またrapamycinでmTORを阻害すると成人T細胞性白血病細胞の増殖が抑制されることを見出した。興味深い事に、これら阻害剤を同時に投与すると細胞増殖抑制効果が増強することを見出した。以上は米国癌学会総会(2006年4月1日-5日、米国ワシントン)で発表を行いScholar-In-Training Awardを受賞した。 急性骨髄性白血病患者の約三割はFLT3やc-KITなどのtype IIIレセプター・チロシンキナーゼに遺伝子異常を有しその下流シグナルAkt/mTORが活性化している。我々はこれらの症例から得られた白血病細胞において異常活性化しているAktがチロシンキナーゼ阻害剤SU11248で効果的に抑制され、細胞増殖がブロックされ更にはアポトーシスが誘導されることを報告した。またSU11248と同時にrapamycin誘導体RAD001を投与すると細胞増殖抑制作用が増強することを報告した。 山根の水溶性抽出液がTリンパ芽球性白血病Jurkat細胞においてAktのキナーゼ活性を抑制しその細胞増殖を抑制することを報告した。
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