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不整脈疾患における心筋Naチャネル変異蛋白の機能解析および治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17790726
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

古谷 道子  東京女子医科大学, 国際統合医科学インスティテュート, 助手 (40398805)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード遺伝子 / 循環器 / イオンチャネル / 不整脈
研究概要

心筋NaチャネルをコードするSCN5A遺伝子は、心電図上著名なQT延長を認め、心室性不整脈による失神発作や突然死を高率に生ずる疾患であるQT延長症候群の疾患遺伝子として報告された。SCN5A遺伝子は、その後、同じ不整脈でもその表現型が異なる特発性心室細動(Brugada症候群)、乳児突然死症候群、房室伝導障害、SSS症候群の疾患遺伝子として次々に報告された。様々な表現型を呈する心筋Naチャネル遺伝子SCN5Aの遺伝子異常が、実際どの様なチャネル機能異常を引き起こしているのかを検討する。また、in vitroの実験において、心筋Naチャネル変異蛋白の機能改善が認められる薬剤の検討を行い、SCN5Aの遺伝子異常により引き起こされる不整脈疾患の予防・治療に役立てることを目的とする。
ヒトのSCN5A遺伝子を哺乳動物細胞発現ベクター(PCDNA3.1)に組み込み作成したSCN5A発現ベクターを野生型発現ベクターと、これにsite-direct mutagenesisでSCN5A遺伝子に患者に認められたものと同じ変異を導入した5種類の変異型SCN5A発現ベクターを用いて、HEK293細胞にトランスフェクション、パッチクランプを行い、その機能解析を進めている。
また、新規のヒトSCN5A遺伝子変異についても新たに変異型SCN5A発現ベクターを作成中である。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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