• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

臍帯上皮細胞を使用した培養表皮シートの作製

研究課題

研究課題/領域番号 17790784
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関順天堂大学

研究代表者

溝口 将之  順天堂大学, 医学部, 講師 (20317473)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2005年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード臍帯 / 上皮細胞 / 培養表皮シート / 表皮分化 / 角化細胞
研究概要

これまで我々は、臍帯上皮では表皮に類似した分化関連蛋白の発現を認め、臍帯から上皮細胞を分離培養し線維芽細胞を埋没したコラーゲングル上で三次元培養を行うことにより、表皮角化細胞同様に重層化させることが可能であることを報告し、さらにコラーゲングル上で単層培養した臍帯上皮細胞をヌードマウスの皮膚欠損部に移植した場合においても、角化細胞同様に10層前後に重層化し表皮類似の構造を形成しうることを報告した。また、表皮を除去した真皮成分上で培養した臍帯上皮細胞はコラーゲングル上で培養した時に比較して、より重層化しやすく、また、免疫染色にてより強い基底膜構成蛋白の発現を認めた。H18年度は単層培養下での臍帯上皮細胞の各種ケラチン発現について免疫染色及びRT-PCRを用いて表皮角化細胞と比較検討を行った。その結果、培養臍帯上皮細胞では低カルシウムの培養条件下で単層上皮型ケラチンに加えて皮膚型ケラチンK5/14及び皮膚分化型ケラチンK10の発現を認めた。近年、中枢神経をはじめとしたさまざまな臓器・組織の発生や個体維持にNotchシグナルが重要な役割を果たしていることが分かってきた。そこで今後は、in vivo及びin vitroにおけるNotch receptorの発願について検討していく予定である。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

URL: 

公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi