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ヒト末梢血単球由来多核巨細胞の誘導に及ぼすNotchシグナルの影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17790791
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関関西医科大学

研究代表者

水野 可魚  関西医科大学, 医学部, 助手 (90351543)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード免疫学 / 多核巨細胞 / 単球 / Notch / サイトカイン
研究概要

単球のNotchシグナルを刺激することにより多核巨細胞形成に関与するINF-γやGM-CSFなどのサイトカイン産生量に変化が見られるかを検討するため、NotchリガンドであるDelta、Jaggedでコーティングしたプレートおよびコーティングしていないプレート上で単球を培養し、その培養上清中のINF-γやGM-CSF量をELISA法で測定したが、今回行ったNotchリガンド刺激で明らかな有意差を認めることはできなかった。今回の検討ではNotchリガンドによる刺激が至適な濃度で行えていたか、また、測定の時期が適当であったかなどが問題点として残る。今後は濃度設定を変更し、測定時期もさらに詳細に設定して、この実験系の解析を進める予定である。
また、ヒト末梢血単球を抗CD14抗体と抗CDI6抗体で染色し、ソーティングによりCD14^<++>CD16^-単球とcD14^+cD16^+単球に分離し、それぞれの亜群でNotch発現に差がみられるかを検討したが、明らかな差は認めなかった。両亜群において無刺激状態では有意差が認められなかったので、今後は様々な刺激を与えることによりNotchの発現に変化が見られるかなどさらに詳細な検討を進め、差が見られるようであれば、それぞれの亜群をNotchリガンドで刺激し、巨細胞形成率やINF-γやGM-CSFなど多核巨細胞形成に関与するサイトカイン産生量を検討していく予定である。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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