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心MRIによる心機能・心筋viabilityの自動解析法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17790870
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

伊藤 博敏  京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (60360038)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード心機能解析 / MRI
研究概要

核磁気共鳴断層法(MRI)と心電図同期法を用いたシネMRIは,従来から非侵襲的できわめて精度の高い検査法として評価されている。しかし現状においてもMRIが心機能評価にそれほど広く用いられていないのは,画質が十分といえず撮像時間も比較的長かったこと,取得された画像から心機能解析を行うためには膨大な画像を用手的に処理することが必要であり,実際に臨床応用を行うには処理時間や手間,再現性の問題がクリアされていなかったからである。そこで,申請者は,心MRIで得られた膨大な画像データを自動的に解析を行うことにより,より簡便化かつ再現性の高い評価法の確立を目指すこととした。本年度の研究実績は心MRIで得られたシネMRIやパーヒュージョンMRIなどの大量の画像情報を,自動的に簡便に解析を行い,心MRIは再現性の高い評価法とするために,新しいシークエンスの臨床応用および半自動化心機能解析ソフトウエアの開発と臨床評価を行い,心MRIにおける標準的解析方法の確立を目指した。その準備として心機能解析法の基礎となるワークステーションとソフトウエアを導入した。ソフトウエアは現在MRIで種々の画像解析を行っているIDL(The Interactive Data Language)上で行った。従来法である心内腔と心筋コントラスト差を用いたセミオートトレース法を導入し,基礎的データ収集を行った。さらに,QGS法で用いられている幾何学モデルを導入し,オートトレースでの精度向上のためのアルゴリズム改良を行った。これら基礎データから2Dレベルでのオートマチック解析を開始させ,その臨床応用を開始した。本年はQGS法との実際のデータの対比を行い臨床的実用性につき検証し,再現性等につきて検討をおこなった。そのデータの一部について発表をおこない,現在論文執筆中である。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Surgical ventricular restoration based on evaluation of myocardialviability with delayed-enhanced magnetic resonance imaging2007

    • 著者名/発表者名
      Mitsugu Ogawa et al.
    • 雑誌名

      Gen Thorac Cardiovasc Surg 55

      ページ: 149-157

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [学会発表] 心cineMRI自動解析による左室収縮及び拡張能の評価:心SPECT QGS解析との比較2007

    • 著者名/発表者名
      伊藤 博敏
    • 学会等名
      第35回目本磁気共鳴医学会
    • 発表場所
      神戸
    • 年月日
      2007-09-28
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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