研究課題/領域番号 |
17791006
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
岡崎 賢 九州大学, 大学院医学研究院, 助手 (10398092)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 軟骨 / 遺伝子発現 / 転写因子 / 器質 / 関節炎 / MMP |
研究概要 |
軟骨細胞においてC/EBP発現増強に反応する遺伝子の検索 軟骨細胞株C28I2に転写因子C/EBPを強制発現させ、MMPP1, 3, 13の遺伝子発現を半定量的RT-PCRにて解析したところ、MMP-13の発現増強が認められた。更に定量的real time PCRで解析したところ、やはり発現が増強していた。 関節炎の関節軟骨内での発現解析 関節リウマチ患者から得られた膝関節軟骨の標本において、免疫染色にてC/EBPとMMP-13はともに同じ領域に発現が認められた。 軟骨細胞における転写調節解析 軟骨細胞においてC/EBPの強制発現はMMP-13プロモーターの活性を用量依存的に増強させた。また、MMP-13プロモーター上に認められるC/EBPが結合可能な塩基配列をもった領域にC/EBPが実際に結合していることを、ChIPアッセイによって確認した。 C/EBP発現アデノウイルスベクターの作成 軟骨細胞はプラスミドベクターの導入効率が悪いことが問題である。そのため、より詳細な解析ができるようにアデノウイルスベクターを作成した。
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