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新規癌精巣抗原KM-HN-1の機能解析と腫瘍マーカーとしての有用性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 17791183
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関佐賀大学

研究代表者

門司 幹男  佐賀大学, 医学部, 助手 (90380782)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード癌精巣抗原 / 腫瘍免疫療法
研究概要

研究の目的
我々が同定したKM-HN-1は正常臓器では精巣のみで発現するが、様々な癌組織で発現する事、癌患者のin vivoにおいて特異的IgG抗体が産生されており、in vitroで特異的CTL(細胞障害性T細胞)が誘導できる事を既に報告している。そこで我々はKM-HN-1の機能解析と癌患者血清中の抗体価を測定する研究を企画した。
1.KM-HN-1の遺伝子導入癌細胞株を作製し、遺伝子導入株で表現型が変化するか(細胞増殖やストレス状況下での変化など)
2.1.で変化がみられた揚合、cDNAマイクロアレイを用いて遺伝子導入株のmRNAの変化を解析する。
3.癌患者血清中の抗体価の癌の進展度との関連、治療前後や再発後に変化するか
について明らかにしたい。
本年度(〜平成19年3月31日)までの研究実施
1.KM-HN-1遺伝子の発現ベクターへの組み込みについては、KM-HN-1の全長cDNAを哺乳動物細胞発現ベクターpCAGGS-IRES-NEOに組み込むことに成功した。
2.癌細胞株への遺伝子導入については、KM-HN-1を発現していない頭頚部癌細胞株HSC-4に遺伝子導入を行い、geneticinにてselectionし、遺伝子の高発現株を5株樹立した。
3.遺伝子導入株の表現型の解析については、現在解析中であるが、HSC-4では今のところ明らかな表現型の違いは認められていないため、他の癌細胞株にて遺伝子導入株を作成中。
4.癌患者血清中の抗体価については正常人より高値を示したが、進展度や治療前後の変化については有意差を認めなかった。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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