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緑内障モデルDBA/2Jマウスに対する免疫療法による網膜神経節細胞保護

研究課題

研究課題/領域番号 17791243
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関佐賀大学

研究代表者

中林 條  佐賀大学, 医学部, 助手 (10315202)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード脳・神経 / 神経保護 / 緑内障
研究概要

本研究では、続発緑内障モデルであるDBA/2Jマウスに対し、ミエリン塩基蛋白類似のコポリマーIを投与し、Tリンパ球を活性化させることで網膜神経節細胞死の抑制効果を検討するのが目的である。前年度にトノペンXLによる眼圧測定が不正確であったため、新たにリバウンドトノメーターを入手し、マウスの眼圧測定を行った。前年度にDBA/2JマウスにコポリマーIを注入する前段階として、ラットの眼圧上昇モデル、NMDA網膜障害ラットモデルにコポリマーIを使用した。コポリマーIを注入したあとに、レーザーにてラットの眼圧上昇モデル作成、あるいはNMDAを硝子体内に注入した網膜障害モデル作成を行い、5%Fluorogold溶液にて逆行性に網膜神経節細胞を染色し、全網膜の平坦切片を作成後、蛍光顕微鏡下に網膜神経節細胞の観察し、染色網膜神経節細胞の細胞数と細胞密度を測定し、各網膜の比較検討を行った。コポリマーIを投与した群とそうでない群で効果があるか検討したが、有意差はでなかった。DBA/2Jマウスに関しても固体により眼圧上昇の程度や時期にばらつきがあり、またマウスへの投与に関する方法も確立したものがないため、コポリマーI投与が網膜神経節細胞を保護しているという傾向があるかどうかははっきりしなかった。実際に効果があるかどうかを検討するには更なる時間と数が必要であると考えられた。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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