研究課題/領域番号 |
17791277
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
辻 隆治 阪大, 医学(系)研究科(研究院), 助手 (20379168)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 神経再生 / FLRT3 / 知覚神経再生 / 端側吻合 / 掻痒 |
研究概要 |
FLRT3遺伝子よりシグナルシークエンスを除いた全長を、Nに6×HISタグをもつpET100ベクター(インビトロジェン)に組み込み、BL21内にて発現を行った。培養のライセートをXpress(インビトロジェン)タグに対する抗体でウェスタンブロットを行いFLRT3リコンビナントタンパクの発現の確認を行ったが、IPTGの誘導時より分解産物のバンドがみられた。発現タンパクの誘導を緩慢に行い、分解を抑えるように、培養温度を段階的に37度から、30度、25度、20度と低温にしたが、同様であった。さらに、IPTG濃度を1mMから、0.5mM、0.1mMをそれぞれの培養条件で行ったが、シングルバンドの増強は得られなかった。さらに培地を2×YT、LB,グルコースの添加、抗生物質をアンピシリンから、カルベニシリンへ変更を行った。しかし、結局、全長でのシングルバンドの発現は得られなかった。これらをNTAゲルにて粗生成を行い、MonoQカラム、ゲルろ過にてシングルバンドになるよう試みたが、分解産物は複数あり、どの部分で分解されるのかは特定できなかった。このため、短いフラグメントの作製することにした。FLRT3にはN末からシグナル配列、LRリピート、フィブロネクチン3類似ドメイン、細胞膜貫通ドメイン、細胞内ドメインが存在する。まずは、FLRT3の細胞外ドメイン、LRリピートドメイン、フィブロネクチン3類似ドメインに分けて、pET100ベクターに組み込んだ。
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