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口腔扁平上皮癌から発見した腫瘍転移蛋白(T-met)による頚部リンパ節転移の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17791310
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関昭和大学

研究代表者

相田 忠輝  昭和大学, 歯学部, 普通研究生 (10307051)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード扁平上皮癌 / 転移 / 遺伝子 / 口腔 / マイクロダイセクション / 転移関連遺伝子 / 転移メカニズム / KIAA0014 / metastasis diagnosis / T-met
研究概要

本年度は、我々が研究対象としていたKlAAOO14遺伝子がleucine rich repeat containing 14というタンパク質として構造が決定された為、レーザーマイクロダイセクション法とcDNAマイクロアレイを用いて正常粘膜上皮、口腔扁平上皮癌におけるleucine rich repeatを含むsubfamilyの遺伝子発現量解析を行った。LRRCファミリーは数十種類のタンパク質が報告されており、転移との関連が知られているものも存在する。マイクロアレイに用いたサンプルは免疫染色においてKlAAOO14遺伝子転写産物陽性の凍結組織切片である。通法通り、レーザーマイクロダイセクション法を用いて、正常粘膜上皮、口腔扁平上皮癌の各細胞のみを回収し、RNAを抽出後マイクロアレイによる網羅的遺伝子発現量解析を行った。その結果、KIAAOO14遺伝子(LRRC 14遺伝子)には大きな発現量の変化は認められなかったが、LRRCC1、LRRC8E、LRRC25において3倍以上の発現量の増加が認められた。LRRCI4遺伝子の発現量が何故増加していないのかに関しては未だ不明ではあるが、これらの6つのleucine rich repeatを含むタンパク質の機能に関して解明していく予定である。また、LRRCグループにはk-means解析を用いた発現パターン解析で共通したパターンを示しているものが多数あり、k-means解析で共通する遺伝子群の中にはMS 12などの幹細胞マーカーが含まれていた。今後は、癌幹細胞とKIAAOO14遺伝子の関係も含め、癌転移メ力ニズムの解明を行っていく計画である。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Lymphatic Vessel Density and Lymphangiogenesis in Human Oral cell carcinoma.2006

    • 著者名/発表者名
      Shunichi Yoshida
    • 雑誌名

      The Journal of Showa University Dental Society 26・1

      ページ: 9-18

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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