研究課題/領域番号 |
17791347
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
市原 隆洋 福岡歯科大学, 歯学部, 診療放射線技師 (80399196)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 放射線 / インフォームドコンセント / ユビキタス / 医療.福祉 / ナビゲーター / インターネット / コンテンツ / 医療・福祉 / ナビゲーションツール |
研究概要 |
平成17、18年度において、アンケート調査により患者や主治医の放射線に対するイメージやニーズを把握する事ができ、ペンタブレットディスプレイを用いたナビゲーションツール(設置型ツール)を作成した。 今年度は、診療室や撮影室で撮影者が使用する為の携帯型ツールとして、タブレットPCを用いたナビゲーションツールを作成した。コンテンツはAdobe社製FLASH8にて作成した。 実際に使用した後に患者へ行った無記名アンケート調査より、わかりやすく、役に立ったとの答えがとても多く、検査に対する疑問や不安を解消する方法として非常に有用であった。また、調査や実際に使用して明らかになった改善点として説明に要する時間の短縮が上げられたが、コンテンツの内容を見直し、撮影準備中などに患者に読んでもらうリーフレットを用いて補完する方法を考えた。 本研究により、アニメーションや画像を用いた説明方法が、言葉のみで行ってきた従来の説明方法より、はるかに患者の理解と安心感を得る事ができるとわかった。 今後は、1)Web用ツールとしてインターネット環境があればいつでも使用できるシステム。2)電子カルテ上で主治医が必要な撮影法を検索できたり、患者に撮影目的をアニメーションなどで説明できたりするシステム。これらのシステムを構築し、放射線科で行われる検査に対してより多くの人(患者や主治医も含めて)が知ることができる、ユビキタスな環境での使用を目的としたナビゲーションツールの開発が必要であると考えた。
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