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象牙質・歯髄複合体の創傷治癒および再生におけるアポトーシスの果たす役割の解析

研究課題

研究課題/領域番号 17791365
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関九州歯科大学

研究代表者

永吉 雅人  九州歯科大学, 歯学部, 助手 (30382419)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2005年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード歯髄再生療法 / アポトーシス / LPS
研究概要

口腔機能を生涯にわたり維持する上で歯・歯髄を保護する事は重要である。現在の歯科治療では、感染歯質を除去後、適切な充填を行なう事で細菌感染の拡大を制御している。しかしながら、広範囲にわたる感染により重篤な傷害を受けた歯髄の保護は困難であり、抜髄を行なっているのが現状である。
一方、様々な外来刺激により傷害を受けた象牙質・歯髄複合体の創傷治癒・再生過程では、その局所において、失われた組織を修復するための細胞増殖と分化が巧妙にコントロールされている。申請者の所属する研究グループは歯髄再生療法の確立を目的とした研究を進めてきており、歯髄創傷治癒の過程でアポトーシスが誘導されること、その歯髄アポトーシスにはヒートストレスによって活性化される一連の分子が関与していること、さらに、これらの分子は、歯髄アポトーシス後の歯髄創傷治癒・再生に深く関わっていることを明らかにしてきた。また、今年度申請者は、細菌由来のリポ多糖(Lipopolysaccharide ; LPS)は短時間のヒートストレスに対する歯髄細胞の抵抗性を増強するが、長時間のヒートストレスに対する歯髄細胞の抵抗性に影響を及ぼさないことを明らかにした。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Effects of sequential exposure to lipopolysaccharide and heat stress on dental pulp cells.2006

    • 著者名/発表者名
      Kitamura C, Nishihara T, Ueno Y, Chen KK, Morotomi T, Yano J, Nagayoshi M, Terashita M
    • 雑誌名

      J Cell Biochem. 99(3)

      ページ: 797-806

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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