• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ポータブル装置で記録した生体現象データからのブラキシズムの抽出

研究課題

研究課題/領域番号 17791415
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関日本歯科大学

研究代表者

横山 正起  日本歯科大学, 生命歯学部, 講師 (60312071)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
キーワードポータブル記録装置 / ブラキシズム / 生体現象 / 咬筋筋活動 / アーチファクト
研究概要

ポータブル記録装置で抽出したブラキシズムの咬筋筋活動とアーチファクトの特微を明らかにする目的で,全身に臨床的な異常および側頭下顎障害の既往が認められず,自覚的,他覚的にbruxismの徴候・症状が認められる成人bruxist20名の夜間睡眠中の咬筋筋活動を無線テレメータシステムとポータブル記録装置を用いてデータレコーグに同時記録した.無線テレメータシステムによる記録は,脳電図,心電図,眼球運動図,呼吸運動図も含めた.再生した記録から,無線テレメータシステムによるデータを基準にポータブル記録装置によるデータの咬筋筋活動とアーチファクトを識別し,それぞれパターン化してディスクに保存した.分析は,パターン化されたデータの振幅と持続時間について,咬筋筋活動とアーチファクトとの間で比較した.その結果,咬筋筋活動は,アーチファクトに比べて振幅が大きく,持続時間が長いパターンを示した.一方,アーチファクトは,振幅が小さく,持続時間が長いパターン(パターンA)が多かったが,振幅が大きく,持続時間が短いパターン(パターンB)も観察された.パターンAでは,振幅が嘸下時の振幅よりも小さい場合がほとんどであったが,パターンBでは,その持続時間が筋活動の持続時間よりも短い場合がほとんどであった.これらのことから,ポータブル記録装置で抽出したブラキシズムの筋活動とアーチファクトは,それぞれ異なる特徴を有することが確認され,得られたデータの振幅と持続時間を調べることにより,両者を鑑別できる可能性が示唆された.

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] ポータブル装置で抽出したブラキシズムの筋活動とアーチファクトの特徴2007

    • 著者名/発表者名
      横山正起 他
    • 雑誌名

      日本補綴歯科学会西関東支部総会・第10回学術大会抄録集

      ページ: 13-13

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] ポータブル装置で記録した生体現象データからのブラキシズムの抽出2006

    • 著者名/発表者名
      横山正起 他
    • 雑誌名

      日本補綴歯科学会東京支部総会・第9回学術大会抄録集

      ページ: 18-18

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

URL: 

公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi