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唇顎口蓋裂の歯槽骨欠損部における間葉系幹細胞による骨・粘膜同時再生に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17791509
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関東北大学

研究代表者

久保田 衛  東北大学, 大学院・歯学研究科, 大学院非常勤講師 (30374945)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード口蓋裂 / 間葉系細胞 / 骨再生 / 間葉系幹細胞
研究概要

イヌ人工的顎裂モデルにおいて、間葉系幹細胞とスキャホールドであるβ-TCPを用いて上顎骨の骨欠損部位に骨再生を試みた。移植用の間葉系幹細胞は実験動物の腸骨より採取し、培養後にβ-TCPに播種して用いた。間葉系幹細胞は継代培養後、スキャホールド内に1.0×10^7cell/cm^3の細胞密度で播種し分化誘導培地で14日間培養することで骨芽細胞方向への分化を誘導し、実験動物の顎裂部に移植した。移植後エックス線写真撮影を行ったところ、経時的に移植したβ-TCPが吸収され、それ以降次第に移植部位の周囲骨と移植材料との境界が不明瞭になる像が確認された。移植後13週時に移植部位を摘出し、組織学的に評価したところ、β-TCPが吸収され周囲骨と連続した状態で新生骨が添加している像が確認された。またmicro-CT撮影後、三次元構築した画像においても骨の連続性が回復していることが確認された。
今後更なる検証を行った後、臨床応用することにより、これまで行われてきた自家腸骨海綿骨細片移植術より外科的侵襲の少ない新たな顎裂部再建治療法になり得る可能性が示唆された。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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