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歯周組織再生シートを用いた歯根膜および歯槽骨の同時再生法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17791512
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関東北大学

研究代表者

西村 真  東北大学, 大学院・歯学研究科, 大学院非常勤講師 (50375094)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード再生歯科 / 骨 / 骨膜 / 歯槽骨 / 骨芽細胞
研究概要

歯槽骨欠損モデルとしてビーグル犬下顎臼歯部複根歯に実験的2級根分岐部病変と頬側歯槽骨を剥離したモデルに、骨髄より採取・培養増殖させた間葉系幹細胞(MSC)をコラーゲンスポンジに播種し欠損部に移植後、フラップした歯肉粘膜を復位・縫合した。移植後、定期的に抗生剤の投与を行ったが、移植部の感染が認められた個体が多く存在し、コラーゲンスポンジの脱落や同部位の歯肉退縮が生じ、実験群およびコントロール群(欠損部にMSCおよびコラーゲンスポンジの移植なし)の個体数が不十分となった。感染をおこさなかった実験群(n=1)とコントロール群(n=2)において、骨欠損モデル作成直後、MSCおよびコラーゲンスポンジ移植後、移植後2Wおよび4WにデンタルX線写真を撮影した。移植後2Wおよび4Wの時点で新生骨ができている様子が認められたが、コントロール群と実験群とのあいだにレントゲン上での差異は、確認できなかった。また、移植後6W後に、屠殺、還流固定を行い、実験部位の組織を採取し脱灰、パラフィン包埋後、薄切標本を作成し、組織学的に歯周組織再生を評価した。個体数が少ないために定量的な評価は行えなかったが、実験群では、コントロール群に対して、歯周組織の再生がわずかながら多いように思われた。しかしながら、定量的な評価をするためには、個体数を増やす必要があるため、今後さらなる実験および検討が必要であると考えられた。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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