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障害児の家族の危機的状況の把握・看護介入方法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17791631
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関首都大学東京

研究代表者

山本 美智代  首都大学東京, 健康福祉学部, 准教授 (00269515)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード障害児看護 / 家族の問題の発見 / 家族の問題発見 / 家族介入 / 問題発見
研究概要

【研究の目的】
障害のある子どもの家族の問題について,障害児の看護に熟練した看護師がどのように発見していくのか,看護師がおこなう家族の問題の発見について,構造とプロセスを明らかにする。平成19年度は明らかになったカテゴリーの関連性について明らかにする。
【研究の方法】
グラウンデット、セオリー、アプローチを使用して分析した結果,平成18年の研究によって,4つのカテゴリーを抽出した。そのカテゴリーの関連性についてカテゴリー関係図を用いて検討した。カテゴリー関係図が出来上がった時点で,対象とした看護師3名に掲示して,結果の妥当性を確認した。
【研究結果】
看護師は家族の問題を把握するために,<問題の糸口に敏感になる>こてによって《問題の糸口をつかむ》ことをしていた。糸口をつかんだ看護師はその問題の原因が何なのか《問題の探索》をおこなっていた。探索の方法は,子どもの体調や家族の躊躇の程度によって,<口を開く探索方法>を用いるか,または<家族の選択を取り入れた探索方法>を用いていた。そして,家族が口火をきり始めると,どのようなことが問題であるのか《問題の把握》がなされていた。ところが,看護師が問題の糸口をつかんでいないにもかかわらず,義務感だけで問題の探索をしてしまうと家族は口を閉ざしてしまい,<口を閉ざす探索方法>になってしまうこともあった。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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