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雪国における睡眠習慣改善に向けた介入システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 17791683
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 地域・老年看護学
研究機関岩手県立大学

研究代表者

岩渕 光子  岩手県立大学, 看護学部, 助手 (70322336)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
2005年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード睡眠健康 / 生活習慣 / セルフモニタリング / 介入研究 / 高齢者 / 睡眠習慣 / 健康づくり / 雪国 / 普及啓発 / スクリーニング
研究概要

住民対象の検診受診者で睡眠健康教室参加希望者35名に、調査内容を説明し同意を得て、昼寝レクリェーション、ミニ講義、グループワーク、軽運動を週3回、2週間実施した。教室初回には睡眠に関する習慣を振り返り各自目標を設定し、教室開催の度に達成状況を確認した。教室は冬期間の開催であり雪や道路の凍結が心配されるため、不参加でも自宅で取り入れるよう習慣の継続を促した。教室終了後はフォローアップ教室、支援レターの送付を行い、教室終了2年後までの睡眠状態と生活習慣の変化を追跡調査した。実施前、直後、1年後、2年後のすべてに回答のあった11名(男性3名、女性8名、71.18±6.08歳)を分析対象とし、介入の効果及び留意点を検討した。
1 睡眠に関する困り度は、実施前「非常に困っている」1名、「少し困っている」3名であったが、2年後は、1名は「少し困っている」のままであったが、3名は改善が見られた。
2 「朝の気分」(五肢択一法)は、実施前と直後、1年後及び2年後との間で改善の効果が見られ維持されていた(p<0.05)。「起床時刻」は2年後と直後、1年後の間で差があり、時間の経過と共に早くなっていた(p<0.05)。
3 入眠にかかる時間は2年後16±13分と実施前30±28分、直後25±22分との間で短縮する傾向(p<0.1)がみられ、改善には長期的な視点が必要であると考えられた。
4 「時間の規則性」(四肢択一法)は、不規則であった人も全員、直後には規則的な時間に改善するが、起床時刻では直後と1年後、入眠時刻では実施前と1年後、睡眠時間では直後と1年後、2年後の間に不規則になる傾向(p<0.1)がみられた。規則的な生活の理解について、もっと、支援内容に追加していく必要があることが示唆された。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007 2006 2005

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 短期集中型睡眠健康改善支援プログラムの1年目までの効果2007

    • 著者名/発表者名
      岩渕 光子
    • 雑誌名

      岩手県立大学看護学部紀要 9

      ページ: 113-121

    • NAID

      110006457766

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 雪国における睡眠を通した健康づくり教室の効果~教室終了直後と1年後の比較~2006

    • 著者名/発表者名
      岩渕 光子
    • 雑誌名

      日本公衆衛生学雑誌 第65回日本公衆衛生学会総会抄録集 53(10)特別付録

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 雪国における睡眠を通した健康づくり教室の効果2005

    • 著者名/発表者名
      岩渕光子 他
    • 雑誌名

      日本公衆衛生雑誌 52(8)特別附録

      ページ: 423-423

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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