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九州琉球祖語の可能性とその再建の試み

研究課題

研究課題/領域番号 17F17303
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
研究分野 言語学
研究機関琉球大学

研究代表者

狩俣 繁久  琉球大学, 島嶼地域科学研究所, 教授 (50224712)

研究分担者 JAROSZ ALEKSANDRA  琉球大学, 島嶼地域科学研究所, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2017-11-10 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
2019年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2018年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2017年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
キーワード九州琉球祖語 / 琉球祖語 / 日琉祖語 / 上代語 / エ段甲乙 / 可能動詞 / 宮古方言
研究実績の概要

最終年度にあたる2019年度は研究期間が短かったが、主としてこれまでの研究成果の取りまとめと公開に向けた準備を行った。
1)大正年間に三度宮古島を訪問し、宮古島方言資料を収集したロシア人言語学者のニコライ・A・ネフスキーが書き残した資料のうち、昨年度天理大学附属図書館で見つけた未公刊の資料を文字化して日本語訳を付して解説をつけ、『琉球の方言』(法政大学沖縄文化研究所発行)に「大正時代における宮古語の民話-ニコライ・A・ネフスキー記録のi:nu panasi(エイについて)-」を投稿した。 2)同じく昨年度天理大学附属図書館で見つけた未公刊の資料を文字化して日本語訳を付して解説をつけ、『南島文化』(沖縄国際大学南島文化研究所発行)に「ニコライ・ネフスキー採集の『タミニガイアーグ』音韻転写、翻訳および解説」を投稿した。 3)昨年度宮古群島の来間島と多良間島での臨地調査で得られた資料を検討し、宮古語に保存されている上代日本語のオ段の甲乙の区別の可能性について論文としてまとめ、ポーランドの雑誌に「Sakishima *au and *ao diphthongs」を投稿した。 4)天理大学附属図書館所蔵のネフスキー資料を整理し、公刊済みの資料との照合を行い、未公刊の資料と公刊済みの資料の分別作業を継続的に行った。なお、この作業は研究期間終了後、ポーランド帰国後も継続的に実施できるよう準備を行った。 5)未公刊資料に含まれる単語を整理し、デジタル版「ネフスキー宮古方言ノート」に追加し一般に公開する準備を行った。

現在までの達成度 (段落)

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2020 2019 2017

すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件)

  • [雑誌論文] ニコライネフスキー採集の『タミニガイアーグ』音韻転写、翻訳および解説2020

    • 著者名/発表者名
      アレクサンドラ・ヤロシュ
    • 雑誌名

      南島文化

      巻: 42 ページ: 167-178

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 大正時代における宮古語の民話-ニコライ・A・ネフスキー記録のi:nu panasi「エイについて」-2020

    • 著者名/発表者名
      アレクサンドラ・ヤロシュ
    • 雑誌名

      琉球の方言

      巻: 44 ページ: 151-172

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] Sakishima *au and *ao diphthongs2019

    • 著者名/発表者名
      Aleksandra Jarosz
    • 雑誌名

      Folia Linguistica Historica

      巻: 40(2) ページ: 401-443

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 『宮古方言ノート』における医療語彙2019

    • 著者名/発表者名
      JAROSZ ALEKSANDRA
    • 雑誌名

      琉球の方言

      巻: 43 ページ: 67-84

    • NAID

      40021863485

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 宮古語来間島方言における強変化動詞の終止的形式2019

    • 著者名/発表者名
      JAROSZ ALEKSANDRA
    • 雑誌名

      国際琉球沖縄論集

      巻: 8 ページ: 31-44

    • NAID

      120006884812

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 『宮古方言ノート』における身体語彙2017

    • 著者名/発表者名
      アレクサンドラ・ヤロシュ
    • 雑誌名

      琉球の方言

      巻: 42 ページ: 25-60

    • NAID

      40021580989

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 査読あり

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公開日: 2017-11-13   更新日: 2024-03-26  

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