研究課題/領域番号 |
17F17385
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
エネルギー学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
櫻井 岳暁 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (00344870)
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研究分担者 |
REMEIKA MIKAS 筑波大学, 数理物質系, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2017-10-13 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2017年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 光触媒 |
研究実績の概要 |
光触媒BiVO4にZrとMoをドープした試料の物性評価に取り組んだ。ZrもしくはMoをドープしたBiVO4試料では、H2Oの分解反応が促進されることを確認している。この物性を確認したところ、ドープした試料ではどちらもV-Oに関連したラマンピークがシフトし、同時にX線回折、バンドギャップなどの物性が全て系統的に変化することが明らかになった。この原因について、考察を行なった。Zrは4属、Moは6属元素であり、Vを置換するのであればMoはドナー、Zrはアクセプタとして働くはずである。一方、米国再生エネルギー研究所(NREL)の計算結果では、V5+はイオン半径が0.52オングストロームと小さく、Mo6+(イオン半径0.42オングストローム)は置換できるがZr4+(イオン半径0.78オングストローム)では置換できない。逆に、Bi2+はイオン半径が1.08オングストロームと大きいため、Zrで置換されうると報告されており、X線回折のリートベルト解析においてもBiの置換された構造がフィッティングより予想された。よってどちらのドープ元素もドナーとして働くであろうことが明らかになった。一方、今回二つのドープ試料では、ともに構造変化が誘起されており、この変化に伴い蛍光寿命も短くなった。このため、欠陥も導入されたと予想される。この欠陥生成と電子ドープのどちらが反応性を向上させているのかが不明瞭であり、研究を継続させる必要がある。本プロジェクトは受給者の就職に伴い一旦停止するが、引き続き取り組みを続ける予定である。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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