• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

DNAフリーゲノム編集技術を用いたコムギ耐凍性の強化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17F17747
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
研究分野 遺伝育種科学
研究機関国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

今井 亮三  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 主席研究員 (90291913)

研究分担者 MLADENOV PETKO  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2017-11-10 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2019年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2018年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2017年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード低温馴化 / コムギ / 耐凍性 / 越冬性 / フルクタン / ゲノム編集
研究実績の概要

フルクタン分解酵素遺伝子Wfh-sm3に対して切断を行うgRNAを5カ所(T1-T5)デザインした.このうち,T1については約2000個の茎頂を調整し,CRISPR/Cas9 RNPの撃ち込みを行った.第5葉CAPS解析の結果,7個体で変異と考えられる非切断バンドを検出した.T5では,600個の茎頂に対して撃ち込みを行い,5葉におけるCAPS解析の結果,2個体で変異が検出された.T2に対しては約3200個の茎頂を調整したが,変異が検出されず,T4も200処理個体中,変異検出は0個体であった,更に,in vitro Cas9切断活性を調べたところ2個体で変異が確定した.これらの非切断バンドを配列解析したところ,2塩基欠失と2塩基置換が検出された.FEH1に対して1カ所(T1)のgRNAをデザインした.フルクタン分解酵素遺伝子FEH1の変異体の作出については,600個体を処理し,このうち1個体で第5葉におけるCAPS解析でポジティブなシグナルを与えた.両遺伝子の合計で,冬コムギを用いて5000個以上の茎頂にボンバードメントを行った.春コムギに比べて茎頂組織が小さく取り扱いがしにくい上,種子のカビ汚染の問題があったため,全体的な変異体の獲得は低調だった. Whf-sm3については2個の変異系統,FEH1については1個体の候補系統が得られた点は評価できるが,それらの変異体がフルクタンの蓄積や耐凍性の向上をもたらすかについては,期限内に解析できなかった.

現在までの達成度 (段落)

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-11-13   更新日: 2024-03-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi