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時計の仕組みから学ぶ、アナログ・デジタル技術教育の実践

研究課題

研究課題/領域番号 17H00204
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教科教育学Ⅱ(理科系)B
研究機関国立奈良工業高等専門学校

研究代表者

島田 大嗣  国立奈良工業高等専門学校, 技術支援室, 技術専門職員

研究期間 (年度) 2017
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
580千円 (直接経費: 580千円)
2017年度: 580千円 (直接経費: 580千円)
キーワード時計 / 学習教材 / 科学の祭典
研究実績の概要

○研究目的
本研究では、時計の製品内部に目を向けさせ、アナログ・デジタル時計がどのような仕組みで動作しているのかを学習させ、普段気にすることのない製品内部の仕組みを知ることで、身近な物と科学技術の発展の関わりについて学習できる学習教材づくりを目的とした。
○研究方法
時計には、昔ながらのアナログ時計と現代技術のデジタル時計が存在し、アナログ時計は機械的要素、デジタル時計は電気的要素で構成されている。それらを分解させ内部構造を把握することで、時計が動く仕組みを学習させるとともに、時計の歴史と科学技術の発展についても学習させることにした。また、組み立てが容易な構造のアナログ時計学習キットを設計し、歯車を用いてどのように動力が伝達されるのかを、自ら組み立てながら確認できる学習教材を作製した。キットの部品はアクリル板を使用することで内部の動きを把握できるようにし、本校に設置されているレーザ加工機による大量生産も可能にした。
○研究成果
開発した学習教材を用いて、「青少年のための科学の祭典2017」奈良大会に出展し、多くの子供たちに体験させた。アナログ・デジタル時計の内部を見せることで、どのような仕組みで動作しているかを学習させることができた。また、キットを組み立てる作業を行うことで、実際に動作させて歯車の動力伝達について学習させることができた。製品内部の確認とキットの組み立てを行うことで時計の仕組みに興味を持たせることができた。
最後に、これらの研究内容、研究成果をまとめ、「2017年度信州大学実験・実習技術研究会」において発表・報告を行った。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 時計の仕組みから学ぶ、アナログ・デジタル教育の実践2017

    • 著者名/発表者名
      島田 大嗣
    • 雑誌名

      2017年度信州大学実験・実習技術研究会報告集

      ページ: 154-155

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 時計の仕組みから学ぶ、アナログ・デジタル教育の実践2018

    • 著者名/発表者名
      島田 大嗣
    • 学会等名
      2017年度信州大学実験・実習技術研究会
    • 発表場所
      信州大学(長野県)
    • 年月日
      2018-03-01
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2018-12-20  

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