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学力・学習状況調査等の傾向分析を反映させたカリキュラムマネジメント

研究課題

研究課題/領域番号 17H00216
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教育工学A
研究機関堺市立登美丘西小学校

研究代表者

姫野 涼子  堺市立登美丘西小学校, 教諭

研究期間 (年度) 2017
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
580千円 (直接経費: 580千円)
2017年度: 580千円 (直接経費: 580千円)
キーワードカリキュラムマネジメント / 総合的な学習の時間
研究実績の概要

【研究目的】
本研究の目的は、校内研修テーマに即した児童の実態や資質・能力について学力・学習状況調査等の傾向分析を反映したカリキュラム・マネジメント(以下、CMと略記)を実施し、その結果、児童の能力がどのように変化するかについて明らかにすることである。
【研究方法】
A小学校4年生の児童37名を対象に、堺市独自で実施している学力・学習状況調査(「堺市『子どもがのびる』学びの診断」)の平成28年度のデータと、児童が作成したノートやプリントなどの記述内容を基に、児童の実態を把握し、得られた結果を教育課程及び学習年間計画に反映させ、CMを行い、授業を実践する。その後、平成29年度に実施した学力・学習状況調査の結果を前年度同調査の結果と比較し、児童の資質・能力の変容について分析を行いCMの成果を確かめる。
【研究成果】
平成28年度のデータ分析から、活用力にやや課題が見られた。また、校内研修テーマ「書く力の育成」の観点から、書くことに課題が見られる抽出児童の解答を分析した結果、「前後の文脈から想像する」「2種類以上の情報を比較する」「自分の考えを書く」「目的に応じて書く」力に課題が見られることが明らかになった。
そこで、平成28年度までに作成した「授業スタンダード」に即して授業展開すると共に、国語の学習内容7単元(「話し合いの仕方」「新聞の作り・方」「自分の考えを伝える文章の書き方」「点字に関する文章読解」「ポスターセッション」「アップとルーズによる情報の伝え方」「聞き取りメモの作り方」)を、地域の福祉をテーマにした総合的な学習の時間の学習と関連的に指導し、国語と総合の学習内容を相互に活用しながら展開できる学習計画を実施した。授業中は、児童の考えの根拠を問う学習場面を設定した。
その結果、平成29年度のデータでは、児童の活用力が高まり、「話す・聞く能力」「書く能力」「読む能力」が昨年度より向上した。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 子どもの「考えて書く力」を育成するための授業の展開-体験と知識を連動させたカリキュラムマネジメントを通して-2017

    • 著者名/発表者名
      姫野 涼子, 家近 早苗
    • 学会等名
      日本学校心理学会
    • 発表場所
      筑波大学
    • 年月日
      2017-09-17
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [備考] 第20回近畿地区小学校生活科・総合的な学習教育研究協議会大阪大会 第25回大阪府小学校生活科・総合的な学習教育研究協議会堺・泉北大会において、4年生総合「みつけよう! つながろう! 広げよう! ~思いやりの町 登西~」公開授業を実施した。

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2018-12-20  

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