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中学校技術科における知識の統合的側面に着目したルーブリックに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17H00221
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教育工学A
研究機関熊本大学

研究代表者

西本 彰文  熊本大学, 教育学部, 技術職員

研究期間 (年度) 2017
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
2017年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード知識の統合 / 技術・家庭科 / ルーブリック
研究実績の概要

本研究は, 中学校技術・家庭科技術分野「評価と活用場面」における生徒の知識の統合を促進させるパフォーマンス課題として不完全構造問題を設定し, その設計指針として参照可能な教師向けルーブリックの試案作成を行った。
本研究で作成したルーブリックは, 高等教育向けのAAC&UのVALUERUBULICやルーブリックバンクを活用し, 1~3学年のそれぞれの「技術を評価し活川する場面」後に到達すべき生徒の姿を記述した。
ルーブリックには, 技術・家庭科技術分野の各内容の最終場面に設定される「技術を評価し活川する場面」を対象とし, “材料と加工の技術”, “生物育成の技術”, “エネルギー変換の技術”, “情報の技術”, “統合的課題”, “経験とのつながり”, “他教科とのつながり”, “転移(生活にいかす)”の8項目で構成した。
本研究で作成したルーブリックをパフォーマンス課題の設計指針としてF中学校で実践について検討を行った結果, 生徒の知識統合的な側面に着目し, 生徒自身がこれから技術科を学ぶ補助ツールとして使川する場合, 作成した教師川ルーブリックだけでは、不十分で、生徒川ルーブリックが必要となることが、示唆された。一方で, 筆者らが実践において開発や導人を行っている, ICEモデル(Sue 2013)や, 氷山モデル(内田ら2017)との親和性が高く, パフォーマンス課題の設計指針として十分活川可能であることが示唆された。
本取り組みの結果, 「技術を評価し活川する場面」におけるパフォーマンス課題の設計指針として有川なルーブリックが作成可能なこと, 統合的側面に着目した場合, 本ルーブリックと対になる生徒用ルーブリックの作成が必要なことが示唆された。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] エネルギー変換に関する技術における「見方・考え方」を働かせ「資質・能力」を育成するための実践2017

    • 著者名/発表者名
      三浦寿史・西本彰文・山口浩継
    • 学会等名
      日本産業技術教育学会九州支部大会
    • 発表場所
      熊本大学
    • 年月日
      2017-10-07
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 中学校技術科における知識の統合的側面に着目したパフォーマンス課題およびルーブリックによるデザインの試案2017

    • 著者名/発表者名
      西本彰文・松葉龍一・三浦寿史
    • 学会等名
      日本教育工学会
    • 発表場所
      島根大学
    • 年月日
      2017-09-16
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2018-12-20  

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