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伝統的木造建築物の保存手法とその変遷を探る-黒島地区の町家継承-

研究課題

研究課題/領域番号 17H00396
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 工学Ⅲ(土木・建築工学系)
研究機関独立行政法人国立高等専門学校機構石川工業高等専門学校

研究代表者

宮田 桂  独立行政法人国立高等専門学校機構石川工業高等専門学校, 技術教育支援センター, 技術専門職員

研究期間 (年度) 2017
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
510千円 (直接経費: 510千円)
2017年度: 510千円 (直接経費: 510千円)
キーワード伝統的木造建築物 / 町家継承
研究実績の概要

研究目的 :
本研究では, 石川県輪島市黒島地区にある町家がどのように受け継がれ, 継承されているのか調査を行う. また, その受け継ぐ場合の住宅内部調査も行い, 改修を含めてその変遷を探り、伝統的建築物保存の基礎データの一つとすることをねらう.
研究方法 :
平成27年度から行ってきた黒島地区のメイン通り沿いの調査対象となる町家53軒を調査対象とし, 可能な限りヒアリングを実施する. 一世帯が住む年数を20~30年程度とし, 時間軸による間取りの変遷を100年を目安に行う.
①誰から誰への譲渡かについて
1. 親子 2. 2親等 3. 3親等 4. 養子縁組 5. それ以外の血族 6. 購入によるもの
②売買の住居エリアについて
1. 地域内 2. 地域外
③Uターンについて
1. この地域の出身者 2. それ以外
④世帯交替による修繕の有無について
1. 修繕(または改修)した(その箇所) 2. 修繕(または改修)しなかった
研究成果 :
過去3世帯に遡り調査を行い, 調査対象53軒の内, 45軒の回答が得られた. 養子縁組による譲渡については4軒, 血縁関係がない転入は現世帯のみの3軒であった. 現世帯での水回りに関する修繕・改修が圧倒的に多く, 前世帯, 現世帯ともに水回りと玄関び修繕が圧倒的に多く見られた. 今後の転入者が入居しやすくするためには, 居室の修繕や改修が必要となる可能性が考えられる.

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2018-12-20  

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