研究課題/領域番号 |
17H00728
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統計科学
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研究機関 | 統計数理研究所 |
研究代表者 |
上野 玄太 統計数理研究所, モデリング研究系, 教授 (40370093)
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研究分担者 |
三好 由純 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (10377781)
中野 慎也 統計数理研究所, モデリング研究系, 准教授 (40378576)
藤井 陽介 気象庁気象研究所, 全球大気海洋研究部, 主任研究官 (60343894)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
40,040千円 (直接経費: 30,800千円、間接経費: 9,240千円)
2021年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2020年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2019年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2018年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2017年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | データ同化 / 海洋 / 放射線帯 / 結合モデル / 磁気圏 / プラズマ / 大気海洋 / ジオスペース |
研究成果の概要 |
大気と海洋のデータ同化を結合モデルと非結合モデルの場合で比較し、結合モデルへのデータ同化が優位となる条件を検討した。地磁気活動度指数から太陽風の状態を推定し、推定された太陽風を入力とする磁気圏電離圏系モデルにより磁気圏、電離圏の観測を推定する方法を開発した。放射線帯における「あらせ」衛星による高エネルギー電子観測のデータ同化を行った。アンサンブルシミュレーションを繰り返してランダムに選んだ部分空間で最適化を行いながら高次元の4次元変分法問題を解く手法の開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
気象・気候予測の精度向上のため、大気海洋結合同化システムの開発が行われているが、従来の「非」結合システムに対し結合システムが実際に優位となるかどうかは明らかではなかった。本課題では海面水温変動の詳細の再現が結合同化システムの優位性を導くことを明らかにし、今後の精度向上には、海面水温変動の再現性改善を目指すべきことを示した点で、学術的、社会的意義がある。 放射線帯電子の高エネルギー電子変動の理解と予測は、宇宙天気研究の最重要課題の一つとされている。本課題によって放射線帯電子の物理過程を抽出することが可能となり、電子変動を作り出す物理過程の理解に貢献するとともに、宇宙天気予報の高精度化にも寄与する。
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