研究課題/領域番号 |
17H00740
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小村 豊 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (80357029)
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研究分担者 |
宮田 淳 京都大学, 医学研究科, 講師 (90549099)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
44,980千円 (直接経費: 34,600千円、間接経費: 10,380千円)
2020年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2019年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2018年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2017年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
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キーワード | メタ認知 / 確信度 / 反実仮想 / 自己内省 / 神経機構 / メタ認知感受性 / 確率分布 / 自己参照 / post decision wagering / 自己モニタリング / 神経基盤 / 神経科学 |
研究成果の概要 |
メタ認知とは, 自己の内部の状況を把握し, 自己を適切に制御する能力である. 近年、巧妙な実験パラダイムが開発されて, 動物でも非言語的に測定され、意思決定の正誤と, 確信度との関係性によって評価できるようになったが、その計算機構は不明だった。本研究では、実験データとシミュレーションを用いることで、意思決定と確信度は、リンクはしているものの、必ずしも同じ計算リソースから生成されているわけではないという知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々は、メタ認知(自己の内部の状況を把握し, 自己を適切に制御する能力)を活用して、日常生活を送っている。それを支える意思決定と確信度は、状況に応じて変動している。その変動に着目することで、メタ認知の生成機構を明らかにした。
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