研究課題
基盤研究(A)
本研究では、認知心理学における行動変容の知見に、五感情報処理技術分野の先端技術を応用することで、クロスモーダル過程における知見の蓄積と高度化・体系化を行うことを目指し、表情変形技術、疑似抵抗感提示、行動に伴う注意が視聴覚統合に及ぼす影響、行為主体感が外界の知覚に及ぼす影響、視覚的バイアスや錯視、運動による聴覚感度の変化などの多様な成果を得た。また、自己所有感・自己主体感とクロスモーダル過程の関係などの新しい視点からの研究も行うことができた。
本研究の成果の学術的意義は、クロスモーダル過程における知見の蓄積と高度化・体系化を進めたという点であり、将来的に本研究をさらに発展させ、実社会でのフィールドでの試用と社会的受容性を調査することによって、現実社会のテクノロジーに対する要請を戦略的に先取りする形で、クロスモーダル型人間拡張技術の実現が可能になり、人間の体験から行動変容に至る過程の科学的解明がさらに進むことも期待できる。
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