研究課題/領域番号 |
17H00821
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
隅田 学 愛媛大学, 教育学部, 教授 (50315347)
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研究分担者 |
大隅 典子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (00220343)
稲田 結美 日本体育大学, 児童スポーツ教育学部, 教授 (30585633)
大島 まり 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (40242127)
大橋 淳史 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (50407136)
鈴木 誠 北海道大学, 高等教育推進機構, 名誉教授 (60322856)
千葉 和義 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (70222130)
平野 幹 愛媛大学, 理工学研究科(理学系), 教授 (80314946)
中山 迅 宮崎大学, 大学院教育学研究科, 教授 (90237470)
渡辺 正夫 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (90240522)
土屋 由香 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (90263631)
林 秀則 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 教授 (60124682)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
40,690千円 (直接経費: 31,300千円、間接経費: 9,390千円)
2020年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
2019年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2018年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2017年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
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キーワード | 才能教育 / 科学カリキュラム / STEAM教育 / ジェンダー / 地域格差 / STEAM / 科学教育カリキュラム |
研究成果の概要 |
本研究は、ジェンダーや地域格差に配慮し、全ての子供たちの能力を伸ばし、可能性を開花させるためのSTEAM才能教育プログラムを学際的に開発することを目的とした。才能教育観や科学技術とジェンダーに関する検討が行われると共に、幼稚園から高校段階まで全国で多様なプログラムが開発、実践された。WEBプラットフォーム(Kids Academia)を開設し、現在93名のメンバー(海外在住1名)が在籍する。研究成果の一部は、文部科学省中央教育審議会教育課程部会、特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議でも事例発表され、次代の教育政策の指針策定に寄与した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来よりタブー視されてきた感のある我が国の公教育としての才能教育(gifted/talented education)に対し、科学教育がその分野の新時代を切り開き、STEAM分野の学際的協働による広範な展開を行い、国民的合意と制度化的確立の議論の根拠となる具体成果を提供した点に意義があった。地域やジェンダー格差に配慮すると共に、Webベースのプラットフォームを構築して活用し、広範な子供たちを対象としたプログラム提供やサイバーメンタリングを実施した。研究期間中の学会等における関連発表は、一般市民を対象としたオンラインセミナーも含め、200件を超えており、社会的認知拡大の点からも意義があった。
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