研究課題/領域番号 |
17H00839
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
若林 芳樹 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 教授 (70191723)
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研究分担者 |
森田 喬 法政大学, その他部局等, 名誉教授 (60267325)
有川 正俊 秋田大学, 理工学研究科, 教授 (30202758)
瀬戸 寿一 東京大学, 空間情報科学研究センター, 特任講師 (80454502)
古橋 大地 青山学院大学, 地球社会共生学部, 教授 (90401306)
藤田 秀之 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (90431840)
伊藤 香織 東京理科大学, 理工学部建築学科, 教授 (20345078)
矢野 桂司 立命館大学, 文学部, 教授 (30210305)
村越 真 静岡大学, 教育学部, 教授 (30210032)
新垣 紀子 成城大学, 社会イノベーション学部, 教授 (40407614)
西村 雄一郎 奈良女子大学, 人文科学系, 准教授 (90390707)
鈴木 晃志郎 富山大学, 学術研究部人文科学系, 准教授 (90448655)
岡本 耕平 愛知大学, 文学部, 教授 (90201988)
田邉 裕 環太平洋大学, 次世代教育学部, 特任教授 (00012394)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
41,080千円 (直接経費: 31,600千円、間接経費: 9,480千円)
2020年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2019年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2018年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2017年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
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キーワード | 地図 / 地理空間情報 / GIS / 空間認知 / 地名 / 社会理論 |
研究成果の概要 |
本研究は,現代の地図作成と表現に大きな変化をもたらした新しい情報技術をとりあげ,技術的側面だけでなく,人間の認知的側面,および社会的側面から,その可能性と課題を日本の実情に即して明らかにすることを目的とした.対象としてとりあげる具体的な新技術には,参加型地図,地理的可視化,VR(仮想現実)/AR(拡張現実),オンライン地図, 音声による空間表現などである.そのために,4つの班に分かれて,(1)研究成果の取りまとめと海外の研究者との連携,(2) 新しい地図作成の過程と表現の技術的評価,(3) 新しい地図の認知科学的評価,(4) 新しい地図作成技術の社会科学的評価,に取り組んだ.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の地図学や地理情報科学では,技術開発や応用に重きがおかれてきたため,人や社会の側からの理論的検討は立ち後れている.そのギャップを埋めるために,本研究は日本の実情に即して新技術の可能性と課題を検討した.とりあげるテーマが多岐にわたるため,研究組織は地理学・地図学のみならず,工学,心理学などの多様な分野の研究分担者で構成した.得られた成果は,社会に開かれた技術としての地図・GISの再構築,および地図学と地理情報科学の融合を進めるのに貢献できると考えられる.
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