研究課題/領域番号 |
17H00842
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
伊藤 誠 筑波大学, システム情報系, 教授 (00282343)
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研究分担者 |
平岡 敏洋 名古屋大学, 未来社会創造機構, 特任准教授 (30311749)
和田 隆広 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (30322564)
安部 原也 一般財団法人日本自動車研究所, 安全研究部, 研究員 (30426259)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
42,250千円 (直接経費: 32,500千円、間接経費: 9,750千円)
2019年度: 13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
2018年度: 14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
2017年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
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キーワード | ヒューマンマシンシステム / 自動運転 / 共有制御 / 安全性 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,人もシステムもそれぞれに機能的限界を有することを前提として,互いの限界を補い合って制御を共有することを「相補的共有制御」という概念としてまとめるとともに,それを実現するための基盤的要素技術として,操作デバイス(ハンドル)を人とシステムとが直接的に操作しあって意思疎通を行う直接的共有制御,制御デバイスを直接には共有しない間接的共有制御を開発した.また,信頼感の評価技術の開発も行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
いわゆる自動運転を真に実現しようと思うと,システムの機能限界時にドライバが適切に操作を引き継ぐことができるかという問題があり,現実には困難が多い.自動運転に資する制御技術を活用しつつ,人間がシステムとより適切にインタラクションすることができ,安全に運用できるようにするための考え方と手法を提供することができるという意味において本研究は社会的な意義がある.また,相補的共有制御,間接的共有制御といった新しい考え方を提供できている面において学術的な意義を有する.
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