研究課題/領域番号 |
17H00857
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 直樹 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (40147327)
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研究分担者 |
花房 昭彦 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (10547839)
坂井 滋和 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60264123)
宮脇 剛司 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (70246445)
橋爪 誠 一般財団法人ファジィシステム研究所, 研究部, 特別研究員 (90198664)
服部 麻木 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (90312024)
西 和彦 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任専門員 (70876440)
岡本 友好 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (00246381)
岡本 愛光 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (20204026)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
42,250千円 (直接経費: 32,500千円、間接経費: 9,750千円)
2021年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2020年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2019年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
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キーワード | 四次元画像表示装置 / 四次元データ / 手術ナビゲーション / 医用画像表示装置 / 四次元画像 |
研究成果の概要 |
われわれは4次元画像データを空間に表示できる画像表示装置の開発を行っている。ある方向からの照射光を可視光波長と霧の粒子に照射して発生するミー散乱とチンダル現象を利用し、同心円上の複数の方向からそれぞれの方向に合致した投影像を中心部の1点に向けてプロジェクションすることにより、立体像を空間に表示することができる。この方法により、時間変化を示す立体像Z方向に連続した断層データ群を逆投影して3次元画像化することに類似した状況を実空間内に物理的に発生して可視化させることができ、かつこれを時間軸方向に自由な立体像とすることにより4次元画像表示を可能とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
四次元表示における時間軸方向での情報については、コンピュータからの指示により回転、拡大はもとより可能であり、時間軸も正方向、逆方向に変化させること時間軸を拡大して速い動きをゆっくりと観察することが可能となる。すなわち四次元現象を「実像として時空間的に操作して観察」することが可能となる。以上が実現することにより複雑な人体内部での四次元現象を医師、医学研究者が空間的にも時間的にも精度良く観察できることにより、より正確で詳細な病態の発見、手術支援を含む安全で安心な治療手法の獲得を可能とさせ、総じて医用画像臨床応用全般での能力範囲拡大を生じさせることができる点に意義があると考える。
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