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機能性ナノ・マンガン造影剤開発による「マンガン染色-MRI病理解析法」の創成

研究課題

研究課題/領域番号 17H00860
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 生体医工学・生体材料学
研究機関国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構

研究代表者

青木 伊知男  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子生命・医学部門 量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部・機能分子計測グループ, 上席研究員 (10319519)

研究分担者 Cabral Horacio  東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (10533911)
田畑 泰彦  京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 教授 (50211371)
宮島 大吾  国立研究開発法人理化学研究所, 創発物性科学研究センター, ユニットリーダー (60707826)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
42,120千円 (直接経費: 32,400千円、間接経費: 9,720千円)
2021年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2020年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2019年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2018年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
キーワードMRI / マンガン / 造影剤 / 病理診断 / 定量 / ナノ粒子 / ナノDDS / Mn / 高解像イメージング / 病理 / 生体イメージング / DDS
研究成果の概要

分担者・宮島らが合成した超小粒径反応性MnOナノ粒子は、pH応答性を併せ持つ新たなMRI造影剤となった。ナノゲルによるMn錯体結合造影剤として、ゼラチンを基材に放射線架橋により極めて小粒径のナノ造影剤を開発し、良好な陽性造影効果および脳内に侵入しない安全性などが確認され論文発表を行った(Acta Biomater. 2021)。これは今後の臨床応用の可能性がある。超高解像MRI撮像法と病理組織との間の評価手法の開発として、マルチパラメトリックMRI法でマウス脳腫瘍モデルの撮像を進め、その病理像とMRIとの光学顕微鏡との比較解析を進めた。本研究により重要な技術基盤が形成された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

MRIは磁気とFMラジオ波を使った診断装置で、検査に痛みや放射線被ばくが無いため、多くの病気の診断に用いられている。もしもMRIを使って細胞レベルの観察ができたら、病気の発症前や重症化する前に発見することができる。この研究では、マンガン造影剤の開発を通じて、MRIと使って病理解析を行うための技術開発を行った。実現には課題は多いが、本研究によって、MRIを使って病理診断を行う未来の医療の礎となる技術が開発され、多数の論文が報告された。

報告書

(1件)
  • 2021 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2023-01-30  

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