研究課題/領域番号 |
17H00926
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
尾上 陽介 東京大学, 史料編纂所, 教授 (00242157)
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研究分担者 |
藤井 讓治 京都大学, 文学研究科, 名誉教授 (40093306)
島谷 弘幸 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 未登録, 館長 (90170935)
佐藤 泰弘 甲南大学, 文学部, 教授 (30289011)
恵美 千鶴子 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸企画部, 室長 (60566123)
遠藤 珠紀 東京大学, 史料編纂所, 准教授 (10431800)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
39,910千円 (直接経費: 30,700千円、間接経費: 9,210千円)
2021年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2020年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2019年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2018年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2017年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
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キーワード | 日本史 / 近衞家 / 近衛家 |
研究成果の概要 |
摂関家の内で唯一、関係する史料群がほぼ失われずに伝来している近衞家を研究対象とし、陽明文庫などに所蔵される近衞家に伝来した史料群のうち、古文書・古記録や書蹟・絵画等を中心に網羅的に原本調査を行った。これにより目録情報を精緻化し、重要史料の高精細デジタル撮影と画像データの東京・京都における公開を進め、史料群そのものや伝統的公家文化の諸相について研究を行った。傷みのひどい貴重史料については修理して公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
継続的な原本調査により目録情報を精緻化、その成果を反映した9,096点に及ぶ史料(画像数53,941コマ)のデジタルアーカイブ化により、摂関家に伝来した大規模史料群の総合的分析が可能となり、古代から近代にまで至る伝統的公家文化の諸相について多様な視角からの研究を進める基盤を形成した。傷みのひどい貴重史料はこれまで利用不可能であったが、修理を行って解題的研究を進めた上で公開し、今後の研究資源として提供した。
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