研究課題/領域番号 |
17H00961
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
民事法学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
潮見 佳男 京都大学, 法学研究科, 教授 (70178854)
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研究分担者 |
橋本 佳幸 京都大学, 法学研究科, 教授 (00273425)
村田 健介 名古屋大学, 法学研究科, 准教授 (00551459)
コツィオール ガブリエーレ 京都大学, 法学研究科, 教授 (10725302)
西谷 祐子 京都大学, 法学研究科, 教授 (30301047)
愛知 靖之 京都大学, 法学研究科, 教授 (40362553)
木村 敦子 京都大学, 法学研究科, 教授 (50437183)
カライスコス アントニオス 京都大学, 法学研究科, 准教授 (60453982)
品田 智史 大阪大学, 高等司法研究科, 准教授 (60542107)
長野 史寛 京都大学, 法学研究科, 教授 (60551463)
吉政 知広 京都大学, 法学研究科, 教授 (70378511)
須田 守 京都大学, 法学研究科, 准教授 (70757567)
山本 敬三 京都大学, 法学研究科, 教授 (80191401)
横山 美夏 京都大学, 法学研究科, 教授 (80200921)
和田 勝行 京都大学, 法学研究科, 准教授 (90551490)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
33,280千円 (直接経費: 25,600千円、間接経費: 7,680千円)
2021年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2020年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2019年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2018年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2017年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | 不法行為 / 情報法 / AI / 無過失責任 / 救済手段 / 個人情報 / 民法 / 民事責任 / 契約規制 |
研究成果の概要 |
本研究は、AI、ネットワーク、ビッグデータに関係して生じる権利利益侵害を取り上げ、不法行為法その他の私法の観点から検討した。この検討を通じて、①AIの投入にどのような責任原理をもって対応すべきか、②ネットワークに関連する被害に対してどのような救済を与えるべきか、③個人情報の収集・利活用について私法がどのように規律すべきかという3つの課題やその派生問題について、理論的分析に裏づけられた立法論や解釈論を提示することができた。また、本研究は、外国語による研究成果を通じて、不法行為法その他の私法分野につき、国際的な情報発信にも貢献した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、AI、ネットワークやビッグデータといった情報技術がもたらす最先端かつ未解決の社会的・法的課題に取り組み、私法の基礎理論を踏まえつつ利益の対立状況に適合した解決を目指したところにある。コロナ禍を通じて社会や個人の情報技術への依存度が一層高まったことによって、本研究が取り組んだ研究課題は重要性がさらに増した。また、外国語による研究成果は、日本の私法に関する国際発信にも大きく貢献した。
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